昨日の井端弘和さんの解説で。

一昨日の土砂降りの試合の9回裏、Kケラーが情けない投球をして3点差とされ、二死一、三塁とされた場面で岩崎。マウンドの、踏み出す所の状態が悪く、三ツ俣相手に2ボール後、審判に対応を要求。グラウンドキーパーにその部分を削らせた。

本当に土砂降り。

でも、審判は試合続行という酷い判断をした。とにかく9回裏まで終わらせようとした。(ヤクルト側の球団とファンらのからの追及を恐れて)責任逃れ(怒)。

もう、野球ができる降雨の激しさじゃなかったよ。天候の回復が見込めるんだったら、試合を中断しろよ。できねえから、ズルズル最後(9回裏の3アウト)までやったんだろ。

結果は、岩崎は三ツ俣を三振させて試合終了。岩崎が控えめにガッツポーズ。

審判としては期待通りの試合結果。逆に、ヤクルトがサヨナラ勝ちでもしようもんなら、どうなったんだろうな。何年か前のCS、激しい降雨で泥沼と化した甲子園で試合を続行してDeNAが勝ちましたって試合を思い出した。

井端さんは(阪神戦を観る機会は少ないにせよ)岩崎のガッツポーズを見たことはほとんどない、みたいなことを言っていた。

確かに。岩崎は(感情を表に出さずに)淡々と投げるタイプ。

 

5/20の広島戦。(広島の先発)森下相手に(阪神の外野手)森下の「サヨナラ打で勝った試合のヒロイン。同点で迎えた9回表に登板して勝ち投手となった岩崎も登場。「勝ててよかったです」と繰り返す塩対応が恒例となっていた岩崎が、今日の勝ちは大竹にあげたいとか、さらに、梅野の決めゼリフをパクって「明日も勝つばい」などとジョークを連発した。これにはかなり驚いた(笑)(※1)。あの、岩崎が……

 

 

昨日のヒロインは(当然! 起死回生の逆転打を放った)佐藤輝明。

インタビュアーから「まずは……」と振られて「最高です!」とやった後(これは、やってくれと求められたわけで、ノー文句)の質問にはそれなりに答えていた。逆転打を放った時のことを聞かれて「絶対に回ってくると思って準備していました」「初球からいこうと」(※2)。

こういうことを言ってほしいんだよなあ。多少は考えてくれよと。テンプレでもいいから。バリエーション。そのぐらいで、俺レベルのファンまではいける(笑)。

阪神ファン相手には“無難なこと”しか言えない、言わないのは全然OK。この日は、100点とは言わないが(笑)80点はあげたい。

 

 

※1 日刊スポーツ 【阪神】初サヨナラ打のドラ1森下翔太「正直泣きそうで」岩崎優とともに甲子園初ヒーロー

 

 

 

※2 日刊スポーツ 【阪神】佐藤輝明「絶対に回ってくると思って準備」9回2死から劇的逆転2点二塁打 4連勝決めた