落合・元中日監督からけしかけられたからか、突然、井上ヘッドが張り切っちゃって、佐藤輝明と中野をしごくんだみたいな話になったようだ。

2人に対して「去年はお客さんみたいな扱いをしたところがあった」(※1)とか、「すぐ音をあげて、もうダメですというのはナシ」(※2)とか何とか。

 

「お客さん扱い」

いったい昨季はどういうことだったのだろう。

 

落合さんの話というのは、スポニチの記事(※3)が詳しい。

 

中日の元監督、落合博満氏がMBSラジオ「ベースボールパーク番外編 落合博満 掛布雅之 THE 野球談議」で「中日でどういう練習をしていたのかは知っているわけでしょ?」と、阪神のキーマンが井上ヘッドだと発言。

 

まあ、佐藤輝明と中野に対する期待が非常に大きい、ということではあるわな。

 

 

矢野に至っては、新人に対する訓示で「いつか引退がくる」ぐらいならまだしも、唐突も唐突、「俺ら死ぬじゃん。みんな。でも、死ねへんと思ってるやん。死ぬから」(※4)って。

 

大腸ガンの手術を受け復帰した原口の話まで出して。

「原口って、それを一番近くで経験した選手やん」(※4)

 

新人に対して、だよ?

 

呆れるのを通り越して、笑っちゃった。

 

頭のいい人が考える「発想の転換」「変わり身」みたいなもんのスピードはあまりにも速すぎて、どんくさい俺はついて行けない。

 

―――

 

矢野の頭がよすぎる件。前言を忘れる(フリをする)のも速い。ま、こんなんは、いつものことだから。

 

 

矢野は、来季は多分、「一塁・マルテ、三塁・佐藤輝明、右翼・大山、左翼・ロハス」なんて布陣を考えているのだろう。マルテの残留と、秋季練習で散々大山に外野の練習をさせたことから推察して。

 

そのことの是非はともかく、思うのは、矢野は大山よりも佐藤輝明を優先するということなのだろう。より佐藤輝明に「可能性」みたいなもんを見るんだと。

 

2020年シーズン、読売の岡本らと本塁打王を争った大山。昨季も同じぐらいの活躍ができたなら、こんな(外野コンバート)話にはならなかったと思う。

 

大山は「不動の4番・サード」というチャンスを掴めなかった(と矢野に見切られた)ということか。

 

しょうがないのか。

 

 

※1 日刊スポーツ 阪神佐藤輝明スパルタ特訓受けて立つ、大失速の教訓胸にパワーアップ期す

 

 

 

※2 サンスポ 阪神・佐藤輝&中野に落合流キャンプ⁉ 井上ヘッドコーチが予告

 

 

 

※3 スポニチ 落合博満氏 V逸の阪神は「体力不足」 キーマンは“あの”コーチ「どういう練習で優勝したか知っている」

 

 

 

※4 サンスポ 阪神・矢野監督 新人に「引退」「死」を説く 異例の訓示