まず選手間投票で上位4人を選出し、ファン感での決選投票で来季の新キャプテンを決定。これを“選挙”と称するらしい。
「今回は選手に決めてもらおうかなと思っている。選挙したんよ、1回。決選投票を『ファン感』の時にしようかなと。それで決める」(※1)
「投手キャプテンは、いったんなしにしようかなと。今年、サダ(岩貞)にやってもらったけど、(来季は)自分のことに集中させてあげた方がいいと思うし、全体的なキャプテンは1人で良い」(※2)と矢野。
今季から「チームキャプテン」に指名された大山と「投手キャプテン」の岩貞。いったんは2人とも1年ポッキリで“解任”。
2人とも成績が悪かったから“落第”。オマエらじゃ役不足だとレッテルを貼ったようなものじゃないの。
今季が始まる前には2人にチームの中心選手として責任感を持たせるとか何とか言っていたのはどこの誰だ。
「今年は選手たちが、誰がいいっていうような形がいいんじゃねえかと。ちょうど選挙があったから、おもろいやんということで。選手選挙させようということになった」(※2)と“アイデアマン”の井上。
自民党の総裁選にヒントを得たそうだが、何でここで自民党の総裁選挙?(呆)(※1)
面白いって、どういうこと? 単なる思いつきで、キャプテンを二転三転。扱いが軽い。
選手をバカにするにもほどがある(怒)。
「俺らが指示して(決める)よりも、選手たちが『誰がいい』という形のほうがいいんじゃないか。みんながいいと思っているんだろうなという指標として出るし、そっち(選挙)の方が説得力がある」(※2)と井上。
監督・コーチが決めるよりも選手が決める方がいいなどと聞き心地のいいことを言う。
その実、大山と岩貞の首をすげ替えることを選手とファンに丸投げ。自分らは悪者になりたくない。
自分らの定見のない無責任ぶりを“アイデア”で逃げる。説得力もへったくれもない。
「勝負の4年目」なんじゃないの。どうして次から次へとこんなことになるのか。
来季こそ自分らがチームをしっかりと統率して何が何でも勝つんだという強い意思のようなものが全く見えてこない。
※1 日刊スポーツ 阪神キャプテン総選挙開催!来季主将は選手間投票「ファン感謝デー」で決定