清田はコロナ禍に対する対策として、外食を自粛するなどといったロッテ球団の内規に反し、いったんは虚偽の報告をして、一転認めて、反省の弁を述べ、すぐにまた同じ所業を繰り返した。

 

ロッテ球団の契約解除は致し方なかろう。

 

 

何故だ、清田。

 

素行が今イチ芳しくないという噂は耳にしていたけど……。

 

 

前回、ぼくはこのブログで清田の規律違反を「生え抜きのベテランがこれではチームの士気にかかわる」と厳しく言及したことがある。

 

 

日刊スポーツの記事によれば、清田は「昨年、降雨ノーゲームになった無観客試合がある。屋根のないベンチ最前列で清田は1人、ぬれながら味方に声をかけ続けた。チームを思う気持ちや、相手が何を感じるかという想像力……」(※)

 

フィールドでの立場を理解し、何を行うべきか、わかっていた選手ではないか。とってもいい選手ではないか。こういうことをできるベテラン選手は、ごく一部だろう。

 

 

これで事実上、清田はNPB出禁となった。さらに、アマ球界での活動も非常に厳しくなった。

プロ野球チームでレギュラーを張ったほどに、野球の技術に非常に長けた選手が。

 

 

日刊スポーツの同記事は、本件の収束に「トップが説明するのも1つの方法ではないだろうか」とし、暗に、清田も話した方がいいんじゃないか、みたいな。

 

 

そんなん、もういいよ。

 

 

ロッテ球団が契約解除した時点で、清田はプロ野球選手としての立場を失い、1人の私人となった。

ロッテ球団にとっては清田は無関係な人となり、重要な戦力を失った。

 

 

もう十分な「ペナルティ」ではないか。ほっといてあげたら。

これ以上清田(とロッテ球団)に批判、中傷、罵詈雑言の類いを浴びせかけるのは、間違いなく、疑いようもないいじめだ。

というのがぼくの見方。

 

 

※ 日刊スポーツ 【記者の目】清田不祥事「球団の社会的価値下げる行為」トップの説明も一手