失礼ながら、今日みたいなひどい野球をやっているようでは、DeNAは勝てるはずがない。ミスを乱発。

ただでさえ防御率はリーグワーストなのに(4/8の中日戦までで4.71)。

 

 

まず初回。あれもこれもと記録に表れないミス的なプレーのオンパレード。「拙守でならす、あの阪神」ファンの1人(Georgie717)が驚いた。

 

近本が左前で出塁。糸原の一ゴロを、牧が二塁封殺を焦ったのだろう、お手玉。打者走者しか殺せなかった。一死で二塁に生きた近本が楽勝三盗。

スローで見たら、捕手が捕球し球を右手に持ち替えた時には、もう近本はスライディングを始めているぐらいのタイミングだった。話にならない。DeNAのバッテリーが無警戒に過ぎる。

 

浜口は動揺しただろうし、マルテは犠飛でいいと気持ちが楽になっただろう。適時二塁打を打っちゃった。すると今度は浜口の暴投で三進。ピッタリ大山が右中間へ犠飛。

かなりおいしい2得点。

 

こんなでも、記録上は失策ではないから自責点は2。

 

牧をかばうと、二塁が本職らしい牧はファーストミットの扱いに慣れていないという。牧も矢野阪神流過大な守備負担野球の犠牲者か。

 

2失点したけど二死無走者となった。浜口は気持ちを切り替えるチャンスだったけど、サンズに四球、佐藤輝明に右前を打たれて、梅野、山本に連続四球を与えて押し出し。

 

山本への投球。2球ぐらい、けっこうストライクっぽい球があったように思う。しかし主審の右手はピクッともせず首を振られた。

恐らく主審にも浜口はノーコンだという先入観。仮に西だったら右手が上がったかもしれない。しかしそれも実力のうち。

 

 

浜口のお粗末プレー第2幕は3回裏。

 

藤浪の制球は立ち上がりから滅茶苦茶で、直球・スライダー・フォークどれもこれもストライクが入らない。どの球種を頼りに投げていいのかわからずフラフラ。

先頭打者の浜口にも四球をくれた。バントあり四球ありの一死満塁で佐野がいい当たりの右直。佐藤輝明がスライディングキャッチ。

 

ところが、三走の浜口は何故か離塁していて犠飛にならず。一走や二走でもあるまいし、考えられない。佐野は打率と打点を損。

三塁コーチも浜口とつるんでアホとちゃいますか? 2人して打球を眺めてやがんの。浜口に帰塁しろって注意せえや。何のために三塁コーチャーズボックスに立っているのか。そこはエキサイトシート。いや立ち見か(呆)

 

 

浜口はこんなことをやっていちゃあ勝てるわけがない。

 

2回以降は走者を出しながらも無失点で抑えたが球数がかさみ、藤浪の出来が尻上がりとなったため、5回裏の先頭で打順が回ってきたところで代打を出された。5回95球3失点で降板。

 

DeNAは救援投手陣によく投げさせているそうで、ヤスアキらはすでに7試合でクローザーの三島は6試合の由。

 

それでも三浦監督は勝ちに行こうと勝負に出たわけだが、2番手の国吉が大誤算。佐藤輝明に場外本塁打を浴び、さらに2四球に4連打を浴び6失点。ボコられて試合をぶっ壊した。

 

 

佐藤輝明の本塁打。ヒーインの藤浪によると、ハマスタのあそこ(右中間)への場外は見たことがない、ベンチはみんなどん引きだった。

 

解説の佐々木主浩さんは「あそこまで飛ばされたら。ギリギリでスタンドインするような本塁打よりも」と言いつつ、アナウンサーから場外を打たれたことがありますかと問われ、ないないと即レスした後、「ないと思います」と付け加えていた(笑)

 

 

浜口の後、国吉→池谷→石田→三上と5人に投げさせる羽目になった。

 

―――

 

藤浪は制球に苦しんでいつKOされてもおかしくない出来で4回82球。4回からワインドアップを止めセットポジションで投球し始めて制球が安定。7回121球2失点。勝ち投手となるべき好投。

関根の右越え2ランはハマスタだから入ったんだと割り切ろう。

 

藤浪がよかったのは投球だけでなく、犠牲バントを3本決めたこと。素晴らしい! うち2本は得点に結びついた。

 

 

救援は加治屋と桑原が1回ずつ。

 

呆れたのは8回裏の木浪。二遊間のゴロをファンブル。もう1回トンネル。加治屋は2人もの走者を押しつけられて気の毒だった。

 

今季の木浪は昨季よりもずっと守れなくなった。新人シーズンに逆戻り。オープン戦の頃から明らかだった。

オフの守備練習が足りなかったのか? (昨季)ある程度守れる姿を見せてしまっているから逆にそういうふうに勘ぐられる。

 

 

近本の状態が上がり、糸原が下降線。

糸原は昨日の読売・高橋に崩されたか。タイミングが全然合わない打席を繰り返していたから。

 

大山とマルテが3安打。2人とも上向いてくれることを望む。