今日は多摩川のワンコたちに支援品を届けました

タオルや毛布 KD缶を持って

土手を歩いていくと 数人の人影が見えました

 

 

一人は 飼い主のSさんの知り合いの Iさんでした

Iさんは 金木さんですか?と聞きました

「はい」と返事をしましたら 「タマの時にはお世話になりました」とおっしゃるのです

タマちゃんは10数年も前に 同じこの場所でエドウィン君を遊ばせていた時に

フラフラっと草むらから出てきたワンコでした

首輪もしていないし 近くに飼い主もいないようで

心配になり 探しましたら ホームレスの飼い主 Iさんを見つけました

この犬の事情を聞きましたら 多摩川に兄弟で流されていた所を

この子だけ助けた 後の子は手が届かなかったそうでした

それで名前は多摩川のタマちゃんなのだそうでした

話を聞きながら この子を何とか保護をしないとまずいなぁ と内心で思い 

率直に 私が預かりたい との意思を伝えましたら

Iさんは 「自分も施設に入りたいのだが これがいるから入れないんだよ」とおっしゃいました

話はすぐにまとまり 後日 タマちゃんを迎えに行きましたが

怖がってしまい どうしても車に乗ってくれません 仕方がないので

そのIさんに一緒に車に乗って頂いて 医療ケアのために橋本先生の所へ運びました

それからいつものように家族探しをしていましたが 中々 ご縁が見つかりませんでした

その内に 先生からタマちゃん譲渡のお話を頂きました

橋本先生のワンコになると お家と診察室を自由に行き来をさせてもらえます

おねだりをすればお肉でもおやつでも もらえます (笑)

一般の家庭犬と同じに育ててもらえますので タマちゃんはどんどん太り

性格も良いので患者さんの間で アイドルになりました

Iさんも 多摩川のワンコの飼い主Sさんも 何度か病院に会いに行ったそうです

待合室から診察室までガラス張りですので お外からも見えるのです

そのような事があり Iさんは金木を覚えて下さっていたようです

今日は偶々 飼い主のSさんの所へ遊びにいらしていたそうで

本当に偶然にお会いすることが出来ました

Iさんは律儀な方で あの時にタマを引き取って下さったんで

今があります 本当に感謝してます と何度もおっしゃいました

他の二名はTBSの取材の方でした

いつかまた放送されるようです 視聴者に一石を投じられるような

番組に仕上げてもらいたいものです