おいしい薬草「枇杷の葉」
好きな薬草で、特に女性からも人気があるほうじ茶薬草「枇杷の葉」。枇杷の木が昔から庭にあった。という方も多いかもれない。
枇杷の木には、枝、葉、茎すべてに薬効があり、大薬王樹(最高の薬木)で病気を治して憂いを無くす葉と呼ばれていました。
江戸時代には「枇杷葉湯」という飲み薬として人気があり、日射病や食あたり、お風呂に入れれば、皮膚炎の治療薬、美容の入浴剤としても効能があります。
効能を簡単にまとめるとこんな効果があります。
特に香りもよく、なにより美味しくて美容にも良いのがこの薬草の最大の特徴。
【特徴】
〇香りの特徴 酸味と果実味の香り
〇お茶の効能 血液さらさら・骨が強くなる・脂肪分解
咳止め・喘息・ニキビ肌荒れ・乾燥予防
〇入浴の効果 冷え性・肩こり・アトピー・皮膚炎・湿疹
昭和初期には、大阪大学の博士が枇杷の葉を煮出して温めたエキスを動物に塗布したところ、血液がアルカリ性に浄化され、臓器などの身体の諸機能が改善されたという実証があり、枇杷の葉温灸なども利用されています。また、咳止め、喘息の漢方として枇杷の葉は処方されることもあります。
最近思うのですが、薬草の湯に入るようになってから、肌から吸収しているという感覚を実感するようになりました。そして、その香り自体が自分の免疫力を高めている気がしています。
私は美味しい、楽しい、幸せと思うからこそ、免疫力をあげるのだと思っている。美味しくないなら飲まないほうがいい。楽しめない、好きじゃないならやらないほうが良い。
そして、自分の子どもたちはもっと素直に、美味しい、美味しくないをはっきりわかるようだ。必要ないものは私に「必要ない」と伝えてくれるし、必要で気持ちいものは「気持ちいいから、お風呂に薬草を入れてほしい」と教えてくれる。
私よりよっぽど子ども達の言葉は素直に率直に教えてくれる。
私はそれを信じるし、感じてあげるように今後もしてあげたい。
枇杷の葉はこんな薬草
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