■ 整体 (京都: 通院1年半 38才~39才 
*神戸でも施術しておられます)

ここに通いはじめたきっかけは
IVF1回目が終わって刺激周期の2回目の途中。

X鍼灸院で
体質改善に強く疑問を持ち始めた私は
他のアプローチでもっと根本的に体質改善できないかと
ウェブで調べ上げて、で、たどり着いたところ。

院長(といってもすべて一人でされてます)の
体についての考え方やブログを読んで、
ここだと思いました。
そこには、寡黙だけれど、
鋭く心に突き刺さるようなリアリティが感じられました。

そこで、通いたい!と夫に相談すると
「鍼やってるんだし、やり過ぎなんじゃないの?」と
しばらく止められていましたが
あるとき、IVFの連日の筋肉注射の嵐に
寝返りがうまく打てなくなってしまって
頻繁に寝違えてとうとう首まわらない状態に。
にっちもさっちも行かなくなり、
通いはじめることになりました。


整体は
中国整体すいなの施術を2回ほど受けたことがありますが
全く別物だと思います。
マッサージ的なものとは違って
直したいところを直接どうこうするわけではありません。

子宮だったら手首とか
骨盤だったら足首だとか。
そして、背中がとても大事だそうで、
まずは背中を診て、その日の施術を組み立てているようです。
内臓も皮膚の上から触ったりされます。
いわゆる「手当て」というので、
胃が重かったり、肝臓が疲れていたとき、
確かに効果を感じます。

呼吸もとても大切にされています。
ヨガに近い呼吸法をいろいろな段階で教えてもらいます。

なので、
他の治療に関しては即効性がないわけではないと思うのですが
不妊治療に関しては(私だけかも?)
もっと根本的に、総合的に、
体を立て直す感じがあります。

ただ、ここは先生が良いと思われた他のメソッドも
いろいろ取り入れているので
クレニオセイクラルセラピーという
髄液をそっと触って流れを整える治療なんかもあります。

これを私たち夫婦は
「ダメな汁がでる治療(ほんとはダメな汁なんかじゃ全然ないんですけど)」
と呼んでいますが
ほんとにびっくりするくらい強い睡魔に襲われます。
自律神経の働きと関係がある治療のようです。
激しく緊張やストレスを感じたときですら、
すーっとよく眠れます。


鍼との違いとして感じるのは
鍼は内部の流れを点を刺激して変えてやるという感じ。
川があったとしたら、そこの川に一番影響を与える
大きな石をちょんと動かして流れを変えたり
全体の気や血の流れを調整する感じです。

整体は体の接点を内から、外から、
呼びかけてやる感じ。

川があったとしたら
その裾野を豊かにするような虫や鳥を呼びよせて
自らの力で川のあり様を変化させるような雰囲気だと思います。

でも、接点といっても本当は点ではないし
線でもないし、面でもないです。
もうちょっと三次元的で立体的な感じです。
複雑な人間の体をそのまま複雑に受け止めて
その力を伸ばしてやる、といったような。

「あるがままの姿に戻す」とか
「体の求めている方向にしてやる」とか
その手のことをよく言われますが
体が持っている力を一番うまく発揮できるように
リンパや血液の流れ、筋肉、骨などを整えるといった感じでしょうか?

私もまずはみるみる痩せていきました。
首まわりとか上半身とか
リンパまわりをすっきりさせて老廃物を流すと
そうなるんだそうです。
上半身はものすごく薄っぺらくなりました。

あと姿勢もよくなりました。
猫背だったのがよくなったと夫が言います。

お尻の位置もあがったから
骨盤の倒れていたのがよくなったのではないでしょうか。

そして、ここは夫の体質改善にも効果があるようにと
夫にも通ってもらっています。
夫は副次的に花粉症がすごく良くなりました。
夫は月1回ペースで。
私は週1回で通っています。


また、先生がとてもお話聞き上手さんなので
治療のことだけでなく
仕事のこと、夫のことなど
気がつくとノンストップでしゃべり続けている時があります。
心と体は一体ということで、
ほんとにどうでもいい話にも真摯に耳を傾けてくださいます。

ただ、凹んでいても
「おーよしよし、かわいそうに、、」
と言ってくれるわけではありません。

もうちょっと禅問答みたいな感じです。
小難しいとかじゃないのですが
自分の力で、自立的に、ということを
大切にされているんだと思います。

ここに通うと
お寺とか修行の場に通っている感覚になります。

実際、興福寺の阿修羅像をみたときに
「あ、整体の先生だ」と思いました。
オーラが似ています。

とにかく対処療法とは対局にある場だと思います。
そして、菩薩の心が感じられる
そういう先生だと思います。


ここは
治療を完全に終えるそのときまで
夫婦ともども
もう少しお世話になるかと思います。