4月の終わりに、「正解の自分」を卒業する。
新しい環境、新しい人間関係、新しい役割。
この一ヶ月、あなたは本当によくやってきたはず。
「早く馴染まなくちゃ」
「期待に応えられる自分にならなきゃ」
そうやって、自分を一生懸命に「4月仕様の正解」にはめ込もうとして、少し息苦しくなっていませんか?
もし今、得体の知れない疲れや「こんなはずじゃなかった」という違和感があるのなら。
それはあなたがダメなのでも、努力が足りないのでもありません。
ただ、「世間が求める平均的な役割」と、あなたが生まれ持った「固有の資質(構造)」との間に、ほんの少し摩擦が起きているだけ。
「適応できない」のではなく「構造が違う」だけ
私たちはつい、新しい場所に行くと「誰とでも円滑に、スピーディーにこなせる自分」を目指してしまいます。
ですが、私の扱う指標(260のグラデーション)から見れば、一人ひとりの中に備わっている「エネルギーの向き」は全く異なります。
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周りのスピードについていけないと感じるのは、あなたがダメだからではありません。もしかしたら、あなたは物事の本質をじっくりと見極め、不要なものを削ぎ落としていく「内省(白)」の資質を深く持っているからかもしれません。
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期待された役割に違和感があるのは、あなたが不誠実だからではありません。もしかしたら、あなたは型にはまることよりも、遊び心を持って変化を愉しむ「実験(青)」の構造を魂の核に持っているからかもしれません。
反射神経で動くのが得意な人もいれば、深く潜るのが得意な人もいる。
その「構造の違い」を無視して、無理に外側のリズムに適応させようとすることは、実はとても不自然なことなのです。
「頑張り」という名のラベルを剥がしてみる
4月下旬、連休を前にしてふと虚無感に襲われるのは、エゴが必死に握りしめていた理想の自分というラベルが剥がれかけている証拠。
「もっと器用に振る舞わなければ、居場所がなくなる」
そんな不安がよぎったら、一度その思考を横に置いて、ただ今の自分を眺めてみてください。
あなたは、特定の役割を完璧にこなすためにここにいるのではありません。
あなた自身の資質(リズム)を、そのままこの世界に響かせるために存在しているんです。
「私はこういう構造なんだから、これでいい」
そう自分に許可を出したとき、適応しなきゃという力みは、静かにほどけていきます。
結びに:連休前に、自分への「許可証」を
明日からの時間を、何かを挽回するための休息にするのではなく、ただ自分の質感に立ち返る時間にしてみませんか。
「今のままで、完璧に回っている」
「何者かにならなくても、私は充足の中にいる」
そうやって自分を許してあげたとき、心には風通しの良い隙間が生まれます。
その隙間から、無理に探さなくても、あなた本来の心地よい「あそび」が自然と湧き上がってくるはずです。
もし、どうしても「周りと違う自分」を責める手が止まらないのなら。
一度、あなたの手元にある「資質という名の設計図」を、私と一緒に整理してみませんか。
何かを変えるためではなく、あなたが最初から持っていた「完璧な構造」を、ただ一緒に眺めるために。


