呼吸するように、心地よさを選ぶ ── 「その先」の出会い
エイブラハムの言葉を飴玉のように転がし、宇宙の真理を自ら翻訳する日々。
その贅沢な遊びの中で、私は少しずつ、けれど確実に「世界の見え方」を変えていきました。
頭でっかちな知識ではなく、「身体の感覚」として周波数を捉えられるようになってきた頃。
私の前に、またしても「思わぬ出会い」が訪れます。
それは、私という楽器をさらに繊細に調律してくれる、新しい「視点」との出会いでした。
頑張るのをやめたとき、ピントが合った
それまでの私は、どこかでまだ「正しく法則を使いこなさなきゃ」と、ハンドルを握る手に力が入りすぎていたのかもしれません。
幸せになりたいと願う一方で、「やり方が間違っていたらどうしよう」という、微かなバグが心の隅っこに走っていたのです。
けれど、新しく出会った智慧は、私にこう囁いてくれました。
「そよさん、もう頑張って引き寄せなくていいんだよ。ただ、今この瞬間の心の肌触りに、全神経を注いでみて」
その言葉に触れた瞬間、私の中にあった最後の「気負い」が、音を立てて崩れていきました。
無理にポジティブなイメージを焼き付けるのではなく、ただ、今ここにある「心地よさ」を、開いた手のひらでそっと受け取るだけでいい。
宇宙への「降参」と、圧倒的な充足
その出会いは、私を究極の「諦め」へと導いてくれました。
「ああ、なんだ。充足しかない世界に、私は最初からいたんだ」
そう心から降参できたとき、二十一歳の頃の私が、暗闇の中で26キロまで痩せ細りながら探していた「光」の正体が、ようやく分かりました。
それは、遠くにある目標ではなく、今この瞬間の吐息の温度そのものだった。
この出会いをきっかけに、私の「スピリチュアル難民」としての旅は、終わりを告げました。
外側に答えを探しに行くのではなく、自分の内側にある「心のスポットライト」の向きを、数ミリ動かすだけでいい。
その最短距離の魔法を、私はようやく自分のものにできたんです。
ひとりごと
昨日、散歩の途中で、ふっと「初夏の匂い」が混じった気がしました。
その瞬間、身体がふっと軽くなって、コンマ数秒の「ホッ」が全身に広がったんです。
大きな出来事が起きなくても、そんな「小さな心地よさ」の積み重ねが、私たちの世界の色を一瞬で変えてくれます。
あなたは今、自分の「心の中心」にピントが合っていますか?
もし少しボケているなと感じたら、まずは大きく深呼吸をして、空気が肺に入る感覚だけを感じてみてくださいね。

