運命のストライクゾーン、広げてみる

 

 

泡だらけのお皿を洗いながら、なんとなくBGM的に流していた『コズミックフロント』。 

宇宙の果てしない話は、いつだって私の心を少しだけ自由にしてくれます。

 

 

画面の中、晴れやかな笑顔でインタビューに応える一人の女性。 

彼女は民間宇宙飛行を成し遂げた人で、お父様はあのアームストロングの月面着陸を支えたスタッフだったとか。

 

 

「私はアームストロングが宇宙に行った8ヶ月後に生まれました。宇宙に、月に、ものすごく縁のある赤ちゃんだったんです」

彼女が屈託なく「これこそが運命(ディスティニー)!」と笑った瞬間、私の手はぴたりと止まりました。

 

 

……えっ、8ヶ月?

 

 

「8ヶ月後」を、運命と言い切るその潔さ。 

 

 

その時、私の中にあった、無意識の「検閲官」が顔を出したんです。

 

 

もし私が「運命の赤ちゃんだったの」なんて口にするなら、 「アームストロングが月を踏んだ、まさにその瞬間に産声を上げた」とか、 「打ち上げのまさにその日、その時」じゃないと許されない……。

そんな風に、無意識に合格ラインを引き上げていた自分に気づいてしまった。 

 

 

「その瞬間」じゃないと運命とは呼べないなんて、私のストライクゾーン、狭すぎませんか?(苦笑)

 

 

自分を甘やかして、ずいぶん自由になったつもりでいたけれど。

全然、まだまだでした。 

 

宇宙飛行士ではなく、芸術家として夢を叶えた彼女の、その「広さ」と「しなやかさ」。 

蛇口をひねり直して、画面の彼女にこっそり「ありがとう」と伝えました。

 

 

 

そういえば、今の民間宇宙船って、操縦席が全部タッチパネルなんですね。 

レバーもボタンもなくて、つるんとしていて。 宇宙服もなんだかスター・ウォーズみたいにスタイリッシュ。

 

 

ふわふわ浮いているぬいぐるみに、彼女が「レビオーサ♪」ってハリー・ポッターの呪文を唱えているのを見て、思わず口角が上がりました。

(実は私も、ハリポタ、大好きなんです)

 

魔法は、特別な瞬間にだけ起きるものじゃない。

「8ヶ月」という時間を、運命だと信じられるその心のやわらかさこそが、彼女を宇宙まで運んだ魔法だったのかもしれません。

 

 

あなたの「運命の幅」は、今、どれくらいですか?

 

 

ほんの些細な重なりや、小さな偶然。 

それを「私って、なんて守られているんだろう」と甘やかして笑う。 

そんな風に、自分を許してあげてもいいのかもしれません。

 

 

今日、あなたが「これって運命かも?」と無理やりこじつけてみたい出来事は、何かありましたか?

 

 

小さな「あまあま」から、宇宙へ繋がる扉が開く。 ……そんな気がするんです。

 

 

 

 

 



マヤ暦☆鑑定士&講師
インドのakikoさん認定ライトワーカー講師

桜瀬そよ プロフィール






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