「よくなった」かどうかは、鏡の中の自分に訊いてみる。

 

 

「スピリチュアルを知ることで、本当に人生はよくなるの?」

その問いに対して、私はいつも、ひとつの答えを胸に抱いています。 

 

 

結論からいえば、「よくなる」。

 

 

けれど、それは魔法のように一瞬で別人に生まれ変わるということではなく、たとえるなら「陸上部」や「美術の教室」に入ったあとの変化に、とてもよく似ている気がするのです。

 

 

 

 「前」と「後」の、確かな違い

 

 

あなたが走ることをもっと深めたい、あるいは足が遅い自分をなんとかしたい……そんな願いを持って陸上の門を叩いたとします。

 

 

最初は基礎体力をつけ、フォームを直し、自分の得意な種目を探る。 

楽しいことも、苦しいことも経験しながら、練習を重ねていく日々。

 

 

たとえ大会で優勝できなくても、入部する前と今を比べてみてください。 

ほんのコンマ数秒、タイムは縮まってはいませんか?

走る姿は美しくなり、呼吸の仕方は深く、視点はもっと先を捉えている。

 

 

それはデッサンの林檎も同じです。 

鉛筆を握る前と、何度も線を引いてみた後では、描かれた林檎の「温度」がまるで違っているはずです。

 

 

 

 変化の量は、自分との「対話」の量

 

 

スピリチュアルな学び……たとえばブロック解除や周波数の書き換えも、それと同じ「研鑽(けんさん)」だと私は思います。

 

 

自分の内側とどれだけ向き合い、どれだけ「やってみた」か。 

そこに、他人との比較は必要ありません。 すべては「当社(者)比」。

 

 

昨日の自分よりも、少しだけ呼吸が楽になった。

今まで許せなかった自分を、ほんの少しだけ受容できた。

 

 

その積み重ねの先に、ふと気づけば「以前とは違う景色」の中に立っている自分がいるのです。

 

 

 

 誰だって、いつからだって、変われる。

 

 

 

一番大切にしたいのは、「人はいつからでも変われる」という信頼です。

 

 

かつて、体重が26キロまで落ち込んでいた頃の私は、今の自分が卵を求めてスーパーまで軽やかに走っている姿なんて、想像もできませんでした。

 

 

けれど、自分のリズムを知り、周波数を整え、一歩ずつ進んでいくことで、体も心も、これほどまでに自由になれた。

 

 

今のあなたは、かつての自分と比べて、どんな「変化」の兆しを感じていますか?

 

 

大きな結果を追い求める前に、まずはあなたが描いた「今の林檎」の美しさを、一緒に見つめてみませんか。 

 

 

その一歩が、何より確実な「よくなっている」証拠なのですから。

 

 

 

 

 あなたの「小さな芽吹き」を掬い上げる、3つの問い

 

 

「変わらなきゃ」と力が入っているときほど、私たちは自分の足元に咲いた小さな変化を見落としてしまいがちです。

 

 

他人と比べることを一度お休みして、ただ「昨日の私」と「今日の私」のあいだにある、静かな隙間を覗いてみませんか。

 

 

ノートの隅に、あるいは心の中で、そっと答えてみてください。

 

 

1. 「反応」の変化に気づく

以前なら、心がざわついたり、自分を責めていたような場面で、 「……あ、今は少し冷静かも」「あ、またいつもの癖が出たな」と、 ほんの一瞬でも、客観的に自分を眺めることはできませんでしたか?

2. 「心地よさ」の基準に気づく

最近、選ぶ飲み物や、耳にする音楽、身に纏う言葉など…… 「なんとなく、こっちの方が落ち着く」という感覚が、 以前よりも少しだけ、明確になってきてはいませんか?

3. 「許し」の広さに気づく

「できない自分」に対して、以前は100の力で責めていたとしたら。 今は、99の力、あるいは「まあ、人間だもんね」という、 1ミリくらいの「余白」が生まれてはいませんか?

 

 

 独り言

 

 

タイムがコンマ数秒縮まることや、デッサンの陰影が少しだけ深まること。 

それは、外側から見れば小さなことかもしれません。

 

 

けれど、その「わずかな違い」こそが、あなたが自分を愛そうと一歩を踏み出した、尊い証拠です。

 

 

もし、何か一つでも「あ、そういえば」と思うことがあったなら、それを大切に抱きしめてあげてくださいね。

 

 

今のあなたが、自分自身に「よくやってるね」と言ってあげられる部分は、どこですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

マヤ暦☆鑑定士&講師
インドのakikoさん認定ライトワーカー講師

桜瀬そよ プロフィール