夫の会社の都合で引越し、という話が出てから、早くも数ヶ月。

相変らず何の詳細説明もなく、宙ぶらりんのまま。


おかげでこちらは、すっかり気負い疲れてしまった。

ただでさえ、先のことが不確実だと落ち着かない性分なのに…。


とりあえず、連休には美しい海と島々の景色を見に行って、少しでも気分転換。


エイリアン@地球的異文化マサツな日々-kujukushima1

五月晴れにも恵まれて、ずいぶん気が休まった。体調も少し回復。

もともとが海辺育ちなせいか、海のそばにいる時が一番ほっとできて、調子もいい。


実際の引越しは一体、いつになることやら。

目下のウワサでは夏までずれこむらしい。やれやれ…。

大変ごぶさたしています。


今年に入ってから、どういうわけか、ハプニング続き。


正月早々、夫婦して熱だの何だので寝込んだ話は、1月に書きましたが、

何と、1月はほとんど丸々その状態が続き、二人して寝たり起きたり。

夫は会社を休みまくり。


1月末の「中国正月」(春節。旧暦の正月)で仕切り直しをしようと、中華街の

お祭りに出かけてみました。


ゲンかつぎは全く信じない私ですが、とりあえず今年は節分豆も恵方巻も食べて、

これで何とか、今年は持ち直してくれるかな…と、期待したんだけど。


世界的な大不況にはかなわなかった。


去年、夫の会社の業務再編で、日本横断するぐらい遠くへ引っ越してきたところなのに、

何と、今度は業務縮小で、こちらの拠点から全面撤退(!)することが2月に決定。


詳細はまだ発表がないものの、とにかく夏までには必ず引越しすることは、これで確定。


ああ~、何より生活の変化が苦手なのに、よりによって、たった一年でまた引越しとは。


すでに日々の生活にぜんぜん集中できず、落ち着かない。まったく落ち着かない。


歯科治療が途中なうえ、これからまた家探しに荷造りに、インターネットプロバイダの

移転手続き、銀行その他の住所変更届、etc.…。


昔は住民票とガス・水道・電話に電気ぐらいですんだのに、最近の引越しはやたら手続きの嵐。

想像しただけですでに疲れている今日この頃。


今年の我が家は、何かの厄年か?!

今年も神戸で新年を迎えた。

神戸の街ではいつもやりたいことがありすぎるので、今回も大忙しだった。


エイリアン@地球的異文化マサツな日々-gantan2009

…のはよかったけれど、元旦の夜遅く自宅に帰ってきた時には、夫が高熱を出していて、

翌日からそのまま、カゼをこじらせてダウン。


丸々一週間、ほとんど寝たきりの生活になってしまった。

旅行疲れでたいがいぐったりしていたところへ、夫の看病であたふた。そのうえずっと

同じ部屋にいるので、しっかりカゼもうつされて、数日後には私もすっかりへろへろに。


辛うじて七草がゆこそ作ったけれど、雑煮もなし、餅のひとつも食べられないまま、

気がついたら、世間ではとっくに正月が終わってしまっていた…。


まさに寝正月というか、文字通りほとんど寝たきりで過ごした正月だった。

病気で熱出してうなりながらの寝正月で、ゴロゴロ楽して過ごすのとはほど遠かったけれど。

しかも今年は何と、寝ている間に自分たちの結婚記念日まで過ぎてしまった、まったく。


どんな年末年始を過ごされたでしょうか。

我々のように、何とも情けない年の初めを迎えた方が、他にはいませんように…!


ともあれ、本年もよろしくお願いいたします。



エイリアン@地球的異文化マサツな日々-xmas2008


今年は、実にいろいうあった一年だった。


1月に、『エイリアンの地球ライフ』(新潮社)が出た。


3月、これまでこつこつためてきた自分の稼ぎをつかって、思い切って一人旅に出た。

(資金がわずかだったので、アジアでも1,2を争う物価の安い国に行った。

現地の一番安い食事を食べていたけど、相変わらず食あたり知らずの記録を更新…。

結婚以来、一人で20日間もの旅をするのは初めてで、いろんな意味で有意義だった。)


4月、夫の転勤で、日本を横断するぐらい遠くへ引越した。(いまだに慣れていない)


7月、『僕の妻はエイリアン』の新潮文庫版が出た。

引越しでまだバタバタしている間に文庫版の校正作業をしたので、大変だった。

(でも幸い好評のようだ)


9月以降、景気の急落で、夫の会社も経営難、私のささやかな翻訳jアルバイトも消滅。

収入が激減した。


そして今。どこまで広がるこの不景気…という感じだ。来年はキビシイ年になるだろう。


何せ家にこもって本を書くぐらいしかできず、家計が苦しいからといって「ちょっとパート」

と働きに出ることさえできない、何とも非実用型異星人の私。今後への不安は尽きない。

何となく暗い気分をひきずったまま、年末を迎えたわけだけど…。


12月中旬、『僕の妻はエイリアン』文庫版が、また増版されることになった、という知らせが。


最後の最後に明るいニュースが舞い込んできて、少しほっとして、うれしかった。


来年、そうそうすぐに景気は回復しそうもないけれど、

誰にとっても、少しでも希望の見える、よい年になりますように。


心温まる楽しいクリスマスシーズンと、年末年始をお過ごしください。

そして、どうぞよいお年をお迎えください。



日本が「人を使い捨てにする国」だってことは前からわかっていたけど、

今の状況は特にひどい。そう、連日報道されているこの、「派遣切り」。


夫に聞いた話だと、ある会社では「正社員でないから」と言う理由だけで、優秀な

非正規雇用の技術者たちを、ごっそり切ってしまったそうだ。


おかげで現場では、実際に仕事をこなせる人材が激減。肝心の仕事の質が落ちて

しまったという。


しかも、技術の仕事をしていない管理職の皆さんはしっかり、会社に残っている。

管理職手当てをもらって。


これって、何かおかしくないだろうか?


技術の仕事は日進月歩だから、一度現場を離れたが最後、どんな優秀な人材でも、

どんどん時代遅れになってしまう。何年かたって景気が回復しても、もはや浦島太郎

状態で、第一線に復帰するのは難しい。また、景気が回復したからと新卒就職者を

増やしても、当然すぐには役に立たない。


優秀な技術者を育てるには、時間がかかるのだ。


今の不況を乗り切り、景気が回復した時チャンスに即応するためには、「切り捨てる」

じゃ、ダメだ。それでは、本当の解決になってない。


まず、上級管理職、というか特に経営者の皆さんは、自分の給料を減額してほしい。

(当然だ。でも、実際にはなかなか、実行している人はいないように見える)


そして、現場で労働者が余っているなら、今こそ「ワークシェアリング」をするべきだ。

一人分の仕事を、例えば二人でやってもらう。当然、収入は減るけれど、少なくとも

仕事をクビにならずにすむ人が、少しでも増える。クビにならないことで、どうにか

福利厚生制度の対象からはずされないでいられることも、とても大事だ。


じゃあ、減った分の収入はどうするか?というと、仕事のかけもちを許可すればいい。

(特に正社員の場合、ほとんどの企業で現在、副業は許可されていない)


これまでの仕事で働く時間が減った分、パートでも何でも、やれることを見つけて、

収入の足しにすればいい。家事と育児の分担も当然だろう。不景気は永遠には

続かないものだから…何でもやってみればいい。いろいろな仕事を経験すれば、

幅広い人生経験ができるし、知らなかった世界も見えてくるはずだ。中には、

クリエイティブなアイデアを発揮して、起業するような人も出てくるかもしれない。


それはそれで、いいことじゃないだろうか。リストラしなくても、起業で成功した人は、

会社を円満にやめていってくれるだろうから。


「ワークシェアリング」は、日本に紹介されたのはかなり前にもかかわらず、ちっとも

普及していない。今こそ、ぜひともこうした働き方を、取り入れてみるべきなのでは?