安曇野市天蚕センター | すみれ色の宝箱

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安曇野の穂高有明地区では古くから(天明年間)天蚕飼育が行われていたとして

その天蚕の歴史を知ることができる、天蚕センターがあります。

私の通った小学校では天蚕センターの見学がなかったので、行ったことがなく、一度行ってみたかったので

今回両親と一緒に行ってきました。

 

入口では可愛い天蚕を繭を使った作品が迎えてくれます。

この日は、ヤママユガを見ることができました。

子供の頃、夏休みに育てたことがある蚕とはちがって、繭が黄緑色なことに驚いたのですが

蛾の種類が違うそうです。

(小学生の頃、あの蚕は学校から借りたのか、蚕を育てる授業があったのか、覚えていませんが

家で数日、蚕を育てたことがあります。真っ白な幼虫がとってもかわいかったです)

ビデオを見せて頂いて、天蚕の歴史や生体を知ることができます。

このビデオを見ると、一生懸命繭を作る蚕が健気でいとおしくなります。飲まず食わずで繭を作るのだそう。。。

とってもきれいな黄緑色です。

天蚕糸は、通常のシルクよりもしなやかで光沢があり、美しい緑色をしています。

繊維のダイアモンドと呼ばれているのだそうです。

 

穂高天蚕糸を使った商品が売られているスペース

天蚕糸を使ったアート作品

穂高天蚕糸で織られた着物も展示されています。

お土産にライトを買ってきました。

実家の座敷で電池をつけて写真を撮ったら、あら綺麗。

 

淡いグリーンの幻想的な灯りで、とても気に入りました。

ヤママユガのサナギが一生懸命作ってくれた天蚕糸で作られた物なので

大切にします^^