先月29日、去年11月にプレオープン(先週グランドオープン)した麻布台ヒルズに、お上りさん宜しく行って来ましたが、あいにくの天気で少々ガッカリでした。ナンてったて、電車が遅延間引き運転するほどの台風並みの雨だったので。

ハーブスでランチを楽しんだ後は、2時半のチームラボの入場開始まで、2時間ほど広~い~ヒルズ内のウロウロしたのですが、マップをもらってもその全容がつかめず、疲れ果てて、トーマス・ヘザウィックのあのランドスケープまで行きつきませんでした(笑)

日本一高いビル、森ビルJPタワーの33・34階のスカイロビーは、4月18日まで無料で上れるようです(それ以降は、有料とかではなく、テナント入居者専有エリアになる予定)。雨も上がって薄日が差し、目の前には東京タワーが見下ろせました。

そもそもこの広大な敷地は、もとは何だったのだろう、こんな広い土地がよく空いていたな~と調べてみたら、「我善坊谷」というかなりの高低差がある窪地で、住宅などが密集したエリアだったとの事。森ビルが35年をかけて、再開発に取り組んで来たと知り、街を造るというのはそういう事なのかとちょっと感銘を受けました。と言っても何億もするレジデンス棟や、デザイナーズブランドの路面店(ディオール店は隈研吾氏のデザイン)など、一般庶民はお呼びではないことは確か。

麻布台ヒルズは、森ビルJPタワーとレジデンス棟など、3つの高層ビルの間に、ショッピングエリアのガーデンプラザがA・B・C・D、さらにタワープラザなどがあり、その高低差のある土地に建っているので、2階のつもりが隣のエリアの1階だったりと、分かりづらい事この上なく、

中央のヒルズアリーナ?のエリアには 奈良美智はじめ、現代アート作家の作品が置かれたり、コンセプトは果樹園?のエリア(とてもそうは見えませんでしたが)があったり、水が流れて花壇になっていたりと公園のようでした。その向こうに大きな武道館のような大屋根が見え隠れしたので、帰って来てから調べたら、霊友会の釈迦殿との事。宗教法人おそるべし!

お土産は「コム・ン~」というパン屋さんしよう~と楽しみにしていたのですが、長蛇の列の買う事を諦め、先週オープンしたヒルズマーケットは、まるでデパ地下のようで、わざわざ高級お惣菜を持って帰るほどでもなく・・・。ここ7いいな~と思えば行列で、結局↓の「銀の森」という岐阜本店(銀座SIX店もあり)の自然素材のお菓子を買ってきました。めぐみの森というパウンドケーキは ナッツと洋酒に漬けたドライフルーツがぎっしり。5月中旬まで日持ちするので(ドライフルーツがいい具合の味に)、もう少ししたらゆっくり頂きましょう。