3月3日に目黒雅叙園から麻布十番の蕎麦処「更科堀井」で蕎麦を食べた時に、麻布十番商店街~元麻布~六本木へとぶらぶら歩いた時の記録です。麻布十番は、2012年5月(ブログ記事)に、主人と ZARDの回顧展に来た時にぶらぶらして以来なので、もう12年振りになります。その時は広尾の「アクアパッツァ」でランチを楽しみました。

麻布十番商店街と言えば「豆源」。今回も 少しお土産をお買い上げ~。酒のつまみになるようなモッツァレラアーモンドやカシューナッツ、塩おかきをお買い上げ。

2軒先のこれまた東京三大たい焼きで有名な「浪速家」に行ったら、何と焼きあがるのは、あと1時間後との事で今回も玉砕しました。老舗ばかりではなく、京都から出店した「栗菓子専門店 京都ひさや」は モダンな建物の佇まい。ちょっとのぞいただけにしました。

麻布十番商店街のランドマーク「パティオ」は、小さな公園とまでは言えないような緑地です。童謡「あかい靴」の女の子の像、「きみちゃん像」が立ってます。

↑麻布氷川神社にお参り。赤坂初め全国に氷川神社はあるようですね。

それと坂の多いこと多いこと。地図では、アップダウンの坂道はわかりません。「暗闇坂」「鳥居坂」「仙台阪」「南部坂」「たぬき坂」など、坂道がいっぱい

氷川神社にお参りしたら、斜め向かいの石造りの「安藤記念教会」を外から見学。幼稚園を経営しているようでした。

 

そう言えばこの元麻布あたりは、都内有数の高級住宅街。高級マンションはもちろん、世界各国の大使館もちらほらありました。

朝からいろいろ歩いて、坂道を登ったりくだったりして、少々お疲れモードの私たちは、鳥居坂をヒーヒー言いながら登って、戦後モダニズムの傑作建築の「国際文化会館」のホテルオークラ系のカフェ「ザ・ガーデン」でお茶をする事に・・・。前川國男、坂倉準三、吉村順三ら戦後を代表する名建築科の手になるモダニズムの国際文化会館は、敗戦国の日本が 世界と交流するために、ロックフェラー財団の寄付などを元に建てられたものとか?

カフェ「ザ・ガーデン」では、友達の話を訊きながらおいしいケーキに舌鼓。でも半分は売れきれで残念。レモンパイが食べたかった~。高校のギター部で一緒だったIさんと私。3年間一度も同じクラスになったことはありませんが、ふたりともクラシックギター部の落ちこぼれという事で、仲間意識は強かったと思います(笑)

 

社会人になってからも、山登りと言う共通の趣味があり、私が仙台に帰った時は、時間を取って会ってくれる間柄。今回は 珍しく彼女が東京に出て来てたので、会う事になりました。実をいうと、麻布ではなくて、日本橋で 穴子専門店の「たまゐ」でランチ。三越日本橋本店の1階の吹き抜けとオブジェを観たり、各地方県のアンテナショップを除いたり、最後にお江戸日本橋クルーズに乗る予定にしていましたが、なんとその日はあの「東京マラソン」の日と、間際になってから知り、やむなく行き先を変更して、マラソンコースに入っていない目黒~麻布十番を考えたのでしが、結果オーライだったかも。

 

国際会館に話は戻って、モダンな建物とは真逆な純和風庭園があるので、元は地方藩の江戸下屋敷跡かと思っていたら、三菱財閥4代目当主岩崎小彌太が、京都の名造園家「植治(うえじ)」こと7代目小川治兵衛に作らせたものとか?以前は この庭に出て、池泉回遊庭園を楽しむ事が出来たのですが、今は会員にならないと庭園に出る事は出来ないと言われました。

帰り日比谷線の六本木駅まで出たのですが、途中には 東洋英和女学院やインターナショナルスクールなどがあり、遠くには去年出来たばかりの日本一のノッポビル麻布台ヒルズがそびえ立っていました。