一昨日13日は 友達と北鎌倉の隠れ家イタリアン「Akizuki」へ 梅を観ながらお出かけしました。去年の暮れのテレ東の「アド街ック天国」の北鎌倉特集に、隠れ家イタリアン「A」(名前は伏せて)として出ていて、その料理がとてもおいしそうだったので。お皿も イタリアンなのに和皿がほとんどで、シンプルな室内にとてもマッチしていました。

 

こじんまりとした普通の一軒家。看板もないので、だいたいの場所はわかっていましたが、行き過ぎてしまいました。カウンター席6席、テーブル席6席の全12席。オーナーと女性1名の二名で、料理、盛り付け、配膳と説明をすべてこなしています。ランチは 12時からの一斉サーブとなります。カウンター越しに、オーナーの調理をじっくりと拝見させていただきました。ランチは 6,600円(税込)で7皿のコース一択で、ワンドリンク制。友達と私は サングリアとジンジャーエールを注文。

 

 

<前菜>

ブロッコリロマネスコやイタリアンの野菜(名前失念)、フキノトウ、紫大根などをメインに、伊予柑、金冠、苺 それに塩気の効いた何とかチーズがマッチしていました。

 

<ポタージュスープ>

牛乳などのクリームをほとんど使ってないじゃがいものポタージュはさっぱり風味でした。トッピングにスライスして揚げたじゃがいもと菜の花、塩気の効いたパンチェッタ。

 

<マグロのカルパッチョ>

生まぐろのカルパッチョ。それにうどと水菜などのグリーン野菜が。写真ではわかりませんが、うどの芽は やはり山菜なんですね、初めて見ましたがわらびの芽のようでした。

 

 <パスタ>

ほうれん草のタリアテッレ。平打麺です。何とかカニのほぐし身がとろみのついたソースで。それにほうれん草(?)とすりおろした柚がトッピング。

 

<魚料理>

あんこうのポワレ。アンコウと言えばお鍋ですが、フライパンソテーにはびっくりしました。あっさりとした塩味でおいしかったです。付け合わせは、つぼみ菜とミニケール、それに自家製のセミドライトマト。私も昔庭で採れたミニトマトを使って、電子レンジでドライトマトを作った事がありました。

 

<肉料理>

お肉のメインは、秋田県は鹿角産の短角牛、かづの牛。赤身の肉にしっかり塩コショウしてソテーしてあります。噛めば噛むほどお肉のうまみが口のなかに・・・。付け合わせはレンコンとごぼう。なんとも和のテイストです。

 

<ドルチェ>

イタリアの修道院で作られた焼き菓子との事(名前は忘れました)タルトの中には ドライフルーツやナッツなどが入っていました。日持ちがするのでしょうね。それに濃厚なバニラジェラートを添えて。

これで7皿すべての料理を完食しました。時間にして二時間強です。カウンター越しに オーナーと話したり、盛り付けの様子を観たり、楽しいひと時でした。オーナーは、鎌倉腰越~江の島・・・そしてこの北鎌倉へとお店を移転して来たようです。

↓のこじんまりとしたカウンターは、調理、盛り付け、洗い物まで 最小限の動きで無駄なく出来ると推察。お客には 家で食事をするように ゆっくりくつろいでもらいたいとのオーナーの希望通りのお店なのでしょう。

看板もでていないので 通り過ぎてしまいます。