動画配信で 見逃した映画を観る事が多くなりました。備忘録として、簡単に一言感想付きでアップしていきます。

 

「月の満ち欠け」

直木賞を取った佐藤正午の「月の満ち欠け」を大泉洋で映画化。原作を読んでいるので、大泉洋は、少々イメージとは違っていました。「人は生まれ変わっても最愛の人に会いに行く」という原作の持つ壮大でミステリアスでSF的な要素がうまく表現されていなかったような・・・?

 

「愚行録」

貫井徳郎原作。絵に描いたような幸せに見えた一家が惨殺されて事件は迷宮入りになりそうな気配・・・と書けば、2000年末に起きたあの世田谷一家殺人事件を思い浮かべます。今年「ある男」で日本アカデミー賞最優秀監督賞を獲得した石川慶と、主演を務めて最優秀主演男優賞を取った妻夫木聡がタッグを組んでいます。原作を読んでいないので、ラストの真相にびっくりしました。

 

「窓辺にて」

「愛がなんだ」「his」などの今泉力哉の監督作品。主演の稲垣吾郎は 「半世界」を観た事があります。この作品のはっきりしない主人公茂巳役も、ぴったりとはまる役柄でまるであてがきのようでした。淡々と続く会話劇がなかなか面白くて、自然と見続けてしまう不思議な映画でした。