10日金曜は 六本木の国立新美術館まで 「トルコ至宝展」を観に行って来ました。歴代の王スルタンたちが身に着けた宝飾品や豪華絢爛な衣装、調度品などなど、観ていて本当に楽しかったです。

古代中世の世界の王室では、正妻の他に何人もの側室を持っているのが普通でしたが、トルコでは 正妻は持たずに何人もの側室がいたとの事。要するに一夫多妻制のハレムですね。スレイマン1世は 初めてロクセラーナと婚姻関係を結んだ王との事・・・、など興味深い話も・・・。

そして何といっても一番印象的だったのは トルコ原産のチューリップの事。チューリップと言えばオランダですが、原産国はトルコであることを初めて知りました。日本の桜と言えばイメージが湧くでしょうか?何にでも チューリップがデザイン科されていて、それはそれはビックリするほど。チューリップの球根が トルコに富をもたらしてくれたようです。

それから日本とトルコの長い友好関係は 江戸時代に和歌山県沖で起きたトルコ船の沈没の際、漁師たちが船員たちを助けてあげた事でさらに深まったとの事。「海難1890」と言う映画は この事件を元に作られたとの事でした。ミュージアムショップでは ↑のビスタチオナッツ入りの55%チョコレートをお買い上げ。とってもおいしくて満足満足。

「吉岡徳仁 ガラスの茶室~光庵~」

国立新美術館の前には現れたガラスの部屋。調べてみたら 吉岡徳仁という作家のガラスの茶室~光庵~という物でした。先月4月末から1年間限定での公開との事。全面ガラス壁の美術館にとても似合ってました。