一昨日27日は お台場まで、娘と前から楽しみにしていた「チームラボ ボーダレス」という体験型ミュージアムへ行って来ました。JRりんかい線東京テレポート駅から徒歩5分ほどのところのパレットタウンに常設ミュージアムとして作られ、6月21日オープン、料金3200円ですが、今月いっぱいまで オープン記念で 2400円で入る事が出来ました(チケットは事前予約、売り切れの場合は当日券は無し)

 

夏休みに入ったので、どんだけ混んでるかと恐る恐る行きましたが 11時オープンで11時半到着でしたが、20分ほどの待ち時間で大丈夫でした。2階と4階のフロア約10000㎡の広さに、沢山のアートが展示されていますが とにかく事前情報があまりない上に、見取り図やアート?を説明したパンフレットもなく、ミュージアムも 入口&出口は一ヵ所ですが、中に入ると自分たちで勝手に動き回るシステムです。

 

Borderless World

まず入り口で説明を受けて(まるでディズニーランド?) 暗闇のエントランスを抜けて中に入ると「Borderless World」というエリアへ。「花の森、埋もれ失いそして生まれる」のテーマは、床から壁、天井へと極彩色の花が満開です。写真撮影はOKなので みなさん思い思いの場所で写真を撮っていました。

 

その次は、「人々のための岩に憑依する滝、小さきは大きなうねりとなる」という大きな滝が流れ落ちるプロジェクションマッピングが映し出される部屋です。

そこから次のエリアへ行くのですが、その通路にも さまざまな映像がゆったりとした音楽と共に流れています。その通路の一角が 奥まった小部屋のようになっていて、スタッフに訊いたら「くぼみ」というのだそうですが 私は このくぼみで流れていた映像にこころを奪われてしまいました。

Wander through the Crystal World

その後、「Wander through the Crystal World」というエリアへ辿りつきますが、ボーダレスの上、会場は暗闇なので、どこをどう辿って来たのかもあいまいで、何度も同じところへ出たり戻ったり。また会場には 隠し小部屋のようなものもあり、それらも自分でみつけなければなりません。正式な順路の指定がなく、鑑賞者に見る自由がゆだねられていて・・・、こういった無秩序な流れが まさしく製作者側の意図だと思われました・・・。

「ランプの森」

その後「ランプの森」とThe Way of the Sea」へ、この二つは 一度の入れる人数が決まっているので、並んで入りました。「ランプの森」は やはり鏡の効果で、どこもかしこもランプだらけで幻想的。並んでいる時に、中のランプの幻想的な部屋が見えるのですが、これはマジックミラーで、ランプの部屋に入ると当然の事ながら 並んでいる人たちは見えません。警察の取り調べ室と同じです(笑)

The Way of the Sea

そして「The Way of the Sea」は「浮遊する巣」と名付けられ、空中に貼られたネットの上に、20名ほどが 全方位に流れる映像と音楽を、座ったり寝転んだりしながら鑑賞する作品。タイトルはThe Way of the Seaですが、私には、もうまるで宇宙の片隅に放り出されたような浮遊感で、鳥肌ものでした。思わず娘ともう一度並んで体験してしまいました。本当にすばらしかったです。

「チームラボアスレチックス運動の森」&「学ぶ!未来の遊園地」

その後、長い階段を上って「チームラボアスレチックス 運動の森」と「学ぶ!未来の遊園地」の4階エリアへ。ここは 子供たちが学びながら楽しむエリアなので、子連れでない私たちは体験できないアトラクションがほとんど。なのであっという間にスル~。「マルチジャンピング宇宙」というトランポリンのようなアトラクションは 子供と大人の時間が分けられているようですが、この時は 子供の時間だったのであきらめました。

 

 

 

ボーダレス・・・文字通り、あちらへ行ったり、こちらへ行ったりしながら、行き当たりばったりで いろんなデジタルアートを体験して来ました。うまく表現出来ませんが、暗闇の中にいると、太古の原始にもどったような、宇宙の片隅にいるような、そんなおごそかな気持ちになりました。

 

 

こちらはお台場の 子供も楽しめる常設ミュージアムですが、豊洲にも「チームラボ プラネッツ」と題したデジタルアートミュージアムが 2020年秋までの限定で出来たとの事。こちらも 娘と行きたいねと話しました。