アリス、お兄ちゃん、とっても偉いんだよ〜、お母さん、感心しちゃったよ。


 

 喧嘩ばっかりして、困ったもんだ、と思っていたけれど、それは愛情の裏返しだったんだね。


その証拠に、お兄ちゃんの22歳の誕生日には、素晴らしい1日をプレゼントしてあげたものね。


 

 家族4人で行った、最後のレストランの前で。


 

 

 

「きっとアリスは、僕のことを誇りに思っているに違いない!」

と言う雄亮。

その通りだよ。


きょうだいを亡くした人すべてが、そんな風に力強く前進できるわけではない。

雄亮、偉いよ!


そう思うと、あなたの笑顔も浮かぶ。

お母さんも幸せだよ。

これからもみんなを見守っていてね。