オフの日になる度、疲れと足の痛みで、ダウン。

自分を奮い立たせる気力もなく、ぐったり。

というか、痛み止めの副作用かもしれない。午後もずっと、横になったままで、夜も早く寝てしまった。

薬って、怖いよね。

 

 

「郁子はブルドーザーのようだ」と、ステファンに、以前はそう言われていた。

今はその影もない。

反対に、「お前、うつ病になってるんじゃないの?」とまで言われた。

 

 

(アリス14歳、雄亮17歳)

 

 

 

先月、41歳で亡くなった、ステファンの従弟ジュリヨン。

心臓発作で亡くなったのだけど、本当は、本人が望んだ死だったのかもしれない。

アルコール依存症になったこと自体、自殺行為に近いものと言えるだろう。

でも、判断力が鈍ったり、真っ当な考え方が、保てないのは、脳の不具合のせい?とも思う。

アリスだって、脳の不具合のせいで、こんなことになったのだから。

 

 

ジュリヨンが残した言葉が出てきたらしい。

去年の12月に書き残していたらしい。

 

" Je ne suis pas fait pour ce monde.

   Je pars vivre ma vie et vous embrasse.  "

 

「俺はこの世界のために、作られてはいない。

 俺の人生を生きるために、旅立つよ、そしてみんなにキスを送るよ」

 

これを読んで、まず思ったのは、

「そんなわけないじゃん、末っ子で、可愛がられて育ったのに、、、」

 

私は彼の人生を熟知しているわけではない。

でも、こんなふうに、アルコールに飲まれてしまう人生は、おかしいと思う。

幸せになれるはずだったのに、、、。

アルコール以外にトラウマになるようなことがあったのだろうか?

 

それとも、やっぱり、脳の不具合なんだろうか?

そして、どうして、その脳の不具合は、現時点で、治療ができないのだろう?

 

「大人なんだから、自分で、なんとかしろよ」

と、周りから、匙を投げられてしまったことが、悲しかったのだろうか?

 

生まれてきた命は、すべて、幸せになるべき、、、

と思う私は、楽観的すぎるんだろうか?

 

世の中がそうでないことがわかっているから、悲しい。