心温まるドラマを見た。
韓国ドラマ「サムだルリへようこそ」。
美しい済州島が舞台。
有名フォトグラファーが、スキャンダルに巻き込まれ、故郷に戻り、昔の恋が動き出す、というストーリー。
主演のシン・ヘソンは、少し前の「生まれ変わってもよろしく」でも、好演していた。
もう一人の主役チ・チャンウクは、アリスが好きは俳優さん。
なので、私としては、アリスと一緒に見てる気分で、見進めた。
その中に出てくる、海女の教え、
「今日一日も欲を出さないで、自分の呼吸の分だけ潜れ。そして、これ以上無理だと思った時に水の上に上がってきて呼吸をしろ」
そうね、無理しないで、自分のできる範囲で生きる、、、それがいいのかもしれない。
アリスは、そうすることを、病魔に邪魔されて、早々と、あの世に行ってしまった。
母娘のやりとりを見ると、胸がチクチクした。
韓ドラの中で、よくある、母娘のやりとり。
きついお母さんが、バシバシ、娘を叩いたり、怒鳴りつけたり、、、
私、そんな酷いこと、一度も我が娘にはしたことないのに、このお母さん、ひどい、と思ってしまう。
反対に、母娘の温かい会話を見ると、羨ましくて、、、。
主役の母親が、海女として水死してしまったことによる、大きな悲しみを、どう乗り越えて生きるか、も描かれていた。
彼女の場合は事故だけれど、それでも、大事な人を亡くした場合、周りのものの悲しみは、いつまで経っても消えないのだ。
我が家の場合は事故ではない。
病気だ。
それに加えて、自死という形で、娘を失った。
現段階では、解明されていない難しい脳の病気。
その病気がなければ、欲張らないで、生きていけたんだろうか。