ピカピカ | うさぎ跳びな日々☆

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シングルのワーキングマザー。娘との日々、笑ったり、悩んだり、悟ったり、楽しく、おかしく、ちょっと切ない日々、母子で必死に駆け抜けた怒涛の中学受験から大学受験。
リアルな気持ちをお伝えできたら…。
一緒に笑ってください!!

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娘○○。小学校に入学でした。

大好きだった幼稚園を卒園して1ヶ月足らずの春休み。

ここ一週間くらいはちょっとナーバスになってる感じもしたりしなかったり…


小学校入学に先駆けて、プールや英語教室が小学生コースになり、

今までの『お遊戯』の延長とはがらりと環境、雰囲気が変わったようで、

そのせいか、数日前から

「入学したくない」

なんていいだしていました。


入学式の日は朝からお天気で穏やかで、3年前の入園式とは雲泥の差。

気持ちの良い朝、桜も咲いて、ハレの日。

朝からおばぁはお赤飯を炊きました。

食べるのはお昼になるけど、祝鯛も買ってきました。


うさぎ跳びな日々☆

なのに、とにかく娘はグズグズ。

ぐずりまくりでした汗

靴下がいや!!(靴下のつま先付近の内側の縫い目が当たるとか何とか…)

紺色のアンダーショーツがいや!(食い込むらしいですが…)


出かけるまでに何度かべそをかいて、

hiroも受付時間があるのでイラッとして怒鳴っちゃったり。


さらに、『時間が決まっている』と半パニックになるおばぁなんて、ブチ切れ状態で

さっさと先にマンションの下に降りちゃいましたしあせる


そんなこんなで、ばたばた、いらいら、ぷりぷり

清々しいとは程遠いドタバタぶりで受付開始くらいには学校に到着(結構余裕)

幼稚園での仲良し、同じマンションの※くんとも会って娘のテンションもだいぶ復活アップ

しかも、同じクラス!!!いちねんいちくみ!桜

受付して、名札を付けてもらって2人で手をつないで6年生のお姉さんに連れられて教室に向かって行きました。


hiro、おばぁ、お友達のママたちはそのまま体育館へ。


新一年生の入場はちょっと遠くてよく見えなかったけど、なんだかとてもかしこまった顔して、名前の順で並んだ男の子と手をつないで歩いている横顔が一瞬見えて、なんだかまたもやうるうるうるうる


式の後、写真撮影して、お教室で担任の先生のお話、そして沢山の学用品の受け取り。

朝は混んでいたので帰りに正門で写真を撮らなきゃねと、廊下に出たら、

またまた幼稚園の時のお友達の女の子を発見。

同じ園から12人入学しているので心強いですね。

手を取り合ってぴょんぴょんとびながら「いやーん!おひさしぶりーラブラブなんていいあってました。女の子どうしは年齢問わずこんなテンションなんですね( ´艸`)。


なんだかんだしながら、門まで行ったらまたまた写真の長蛇の列。

頑張って並んで写真を撮って、※くんと一緒にマンションまで帰ってから、娘を着替えさせて

お昼にお赤飯と鯛を食べました。

ご飯の後、せわしないけど、もう一度ハレの服を着せて、髪をきれいに結び直して

今度はランドセルを背負わせて写真屋さんに向かいました。


お宮参りから撮っていただいている写真屋さんで、入学の記念写真です。

実はhiroもお宮参りから大学卒業まで撮っていただきました。


ここでやっとこの日初めての和やか、穏やかモード(;^_^A。

のんびり写真屋さんから帰って…hiroはそれから大忙し。

沢山受け取ってきた学用品すべてに名前を書いて(お名前シールを張るものもあり)

沢山配られたプリントすべてに目を通して、提出期日のあるものをせっせと記入して

翌日の持ち物をチェックして持っていける状態にして

結局夜中までかかりました。

大変だけど、一気にやっちゃった方が絶対漏れがない!はず。

頑張りました。


緊張してるのに、しょっぱなから忘れ物してみんなの前で注意されちゃったりしたらちょっとかわいそうだもんね。


娘の小学校は登校は各自で決まった時間までに登校しますが、帰は集団下校。

朝はマンションのロビーにマンション内の小学生が任意で集合してなんとなく固まって行っているそうで、入学式翌日、早速その集団に娘を放り込みました。

でも。実は。

幼稚園の送り迎えを全然できなかったhiro

幼稚園の送り迎えをMAMAにしてもらうことにずっと憧れていた娘。


なんと、今度は時間といい、場所といい、

娘を小学校まで送ってから出勤するとすごくすごくすごーくちょうどいいというhiro

初日なので、お友達のママも校門前までついていっていましたが、

娘は集団の後ろにhiroがついて来るのがすごくうれしかったみたいスキ


子供たちの集団の中にいる娘と、あえて離れて歩きましたが、思ったよりずいぶんしっかりちゃんと歩いていました。

ランドセルも黄色い交通安全の帽子も不思議なくらいしっくりしていて『ちゃんと小学生』の背中にびっくりしました。


娘が門にはいるちょっと前に車道を走っていって追いついて

「いってらっしゃい」と声をかけたら、ちょっと振り向いてにっこり。

また前を向いて、門を入った瞬間、もう一度こっちを振り向いた顔が、

八の字眉毛で、泣きそうではないけど、とっても不安で困惑した顔で、心配になって、下駄箱に向かう背中をずっと目で追ったけど、もう二度は振り向かないで案外あっさりと校舎に入って行きました。


早く慣れて、楽しく通ってくれたらいいな。

毎日無事で、元気に帰ってきてね。



入学式の中で校長先生がおっしゃいました。

「みんなの命は一つしかありません。なくなったらおしまいです。

だから、命を大事にしてください。ここにいる全員、事故にも事件にも合わずに6年後元気に卒業して行ってください」

とても基本的なことに聞こえるけど、本当に本当に大切なこと。一番大事なことですよね。


震災、津波で亡くなった中にも、この4月に1年生になるはずだったお子さんがいらしたでしょう。

3月と言えば、ランドセルも買って、入学式のお洋服もそろえていたでしょう。

「ピカピカの一年生」になる期待と不安に胸を膨らませていたことでしょう。


娘や、一緒に入学したお子さんたちのハレの姿を見つめながら

こうして入学式を行えること、出席できること、そして、これからの学校生活を思い描けるということ、未来があるということ、生きているということ

すべてが当たり前ではなく、素晴らしいことで、有り難いことで、とても幸せなことなんだと、しっかり胸に刻んで、学校生活を丁寧に過ごしてほしいと思いました。