卒園式 | うさぎ跳びな日々☆

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シングルのワーキングマザー。娘との日々、笑ったり、悩んだり、悟ったり、楽しく、おかしく、ちょっと切ない日々、母子で必死に駆け抜けた怒涛の中学受験から大学受験。
リアルな気持ちをお伝えできたら…。
一緒に笑ってください!!

316日娘の幼稚園卒園式がありました。

ほんと、何もお手伝いできず、卒園に限らずほかのお母様たちにお任せしきりのhiroでしたから。卒園に際しては感謝感謝。感謝の一言でした。

皆さんに暖かく支えていただき、過ごせた3年間でした。


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ハレの日の履物。今回、卒園と入学に履かせるために用意した靴は18.5㎝

こうしてhiroの靴と並べると、娘の靴もずいぶん立派に大きな靴になりました。

お出かけ前の玄関に並んだ靴だけでも特別な日のピンとした空気が漂っているかのよう。


式は10:00からでしたが、早目に集合して、集合写真の撮影がありました。

入園式は大風大雨の荒天でしたが、卒園式は少し風が冷たいものの晴れていて気持ちのいい日。

行事の日しか着ない制服を着せ、hiroも特別なおめかしをして。

記念撮影では3年前の入園式の時にはお母さんから離れたくなくて泣く子もいたのに、

みんなしっかり。親の方が、台が足りないとか、前の人に隠れちゃっているとか大騒ぎでなかなかシャッターが切れませんでした。その間も子供たちはずっと静かに待っていて、そんな姿にすごく成長を感じました。

撮影後、子供たちは教室へ、親は少し待機してから式のある園2階のホールへ。

待っていると先に、お見送りをしてくれる年中さんが入ってきて、来賓の方が入ってきて。


いよいよ「卒園時の入場」

静かな音楽に合わせて、みんな神妙な顔をして、はかま姿の担任の先生の後ろをついて入ってきました。

お寺の幼稚園なので、おつとめのお歌を歌った後、君が代が流れ、いよいよ修了証書の授与。

一人ずつ名前を呼ばれて園長先生から証書をいただきます。

普段ふざけてばっかりだった子も、ちょっと幼くて頼りないと思っていた子も

みんなとっても上手で、それだけで涙が出そう。

それにみんな入園の時にはだぶだぶだったのに、制服がぴったりだったり小さかったり、女の子はみんなスカートが短くなっていて、本当にこの3年間で大きくなったなぁってまたまたうるうる。


娘も、緊張すると声が小さくなっちゃうけど、ちゃんと大きくお返事できて

すごくきちんと証書をいただくことができていました。


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その後に園長先生の祝辞や、父母の会会長のお話、来賓のご挨拶

そして在園年中さんからのお別れの歌。

ついこの前、この歌を送る側で練習していたような気がするのに。


そして、卒園児の言葉。

担当の子が1フレーズ言ったら、続きをみんながいう形式でした(呼びかけ?でしたっけ?)。

みんなのセリフがしっかりそろっていたけど、担当の子の言葉にかぶさるくらい早くてちょっとほほえましかったです。

それが終わると、卒園の歌でした。

このあたりになると担任の先生がボロボロ泣いていて、保護者席もあちらこちらで目頭をハンカチで抑える姿が。

朝からうるうるのhiroは大変でした。おばぁがしっかり、涙をこらえるhiroをビデオで撮ってました。やめて~!


そんなこんなであっという間に卒業式が終わり、在園児による園庭の花道を親子で通って、園を後に…とおもったら正門から出るんですが、もう一回裏門から園庭に戻るんですよね。

そこで解散。

先生方と写真を撮ったりしてから、謝恩会会場に向かいました。


謝恩会はこのような時なので、開催を迷ったりもしたようでしたが、園児たちから先生たちへ、感謝の気持ちをつたえ、お別れの挨拶をするための会なので、子供たちの為にも、

お母さんたちによる余興など、にぎやかなものは自粛するということで、予定通り開催。

卒園対策委員さんは大変だったと思います。

途中で2度ほど余震があり、子供たちを円卓の下にもぐらせたりしましたが、穏やかでよい会でした。


先生たちはずっとうるうるで。

担任の先生たち(2クラスなのでお2人)からのご挨拶ではお2人とも声を詰まらせて泣いてしまわれて、つられて泣いてしまう卒園児がたくさんいました。

特に、上に兄姉がいるお子さんはほとんど泣いていました。

娘は「卒業」というものに初めて接するので、まだ実感がわかないようで泣きはしませんでしたが、ちょっとテンションが低くて神妙にしていました。

後で聞いたら「先生いつも嘘泣きなのに、本当に泣いちゃってすごくびっくりして、ちょっと悲しくなった」そうです。

幼稚園と言う、初めての「社会」ではじめての「卒業」を経験した娘。

これから沢山の出会いがあるでしょう。

そして、その分沢山の「卒業」があり、沢山の別れもあるでしょう。

いい出会いをして、別れの時には良い思い出を沢山胸に刻んでいってほしいと思います。


入園考査や、考査の結果がなかなか届かなかったこと、入園式のこと、いろいろな行事のこと。

沢山のことが胸に押し寄せてきて、涙があふれてしまうこの感情は

自分のいままでのいくつかの卒業式で涙が流れたときとはちょっと違う気持ちでした。


震災の影響で、沢山の方が被災され、ご家族や近しい方を亡くされた方々がいらっしゃる時に、お祝い事なんて後ろめたい気持ちもありました。

でも、こうして子供の門出を祝ったり、行事を行ったりできることは有難いことなのだとかみしめて感謝して行って参りました。おそらく、先生方、他の保護者のみなさん同じ気持ちでいたと思います。


この記事をUPすること自体が不謹慎かもしれないと悩みましたが、

今までの3年間を共に見守っていただいた、このブログを見に来て下さる皆様にどうしても卒園のご報告をしたい、また3年間の締めくくりにちゃんといつもの記事でUPしたいと思い、記事にいたしました。