来年4月から通信制高校に進学する娘。

そのことに対して、

「よく決心できたね」
「全日制を諦めるのは辛かったでしょ?」


的な言葉をよくかけられる。


これらの言葉は、
決して娘や私を見下しているのではなく、
労いや励ましであると理解しているので、
特に気分を害したことはないものの、

通信制高校

やむを得ない理由で進学する場所


というイメージが根強いということを
改めて実感させられる瞬間でもある。


正直、
かつての私も無意識下で
そのようなイメージを抱いていたと思うし、
今の世の中は私自身も含めて

全日制高校出身者が大多数

なのが現実なため、
ある意味、仕方のないことなのかも知れない。


そんな私がなぜ、
娘の通信制高校進学に抵抗を感じなかったのか。

それは、

今の生活スタイルを大きく変えることなく
無理のない高校生活を送ることができそうだと感じた


という理由が一番大きかった気がする。

 

 

 

 

 

娘は週に2日のペースで短時間登校をして
先生から個別の授業を受けているものの、
それだけでは学校の授業進度についていくのは難しいため、
登校しない日については

Try ITの無料授業動画を視聴

問題演習

学校の課題も含む

という流れで勉強を進めている。

 

 


そんな生活を続けている中で
ある時ふと、

これって通信制高校の授業スタイルに近いのでは?

ということに気付き、
通信制高校に対する興味が湧きはじめ、
その方面の情報にとても詳しい、
SCの先生に相談してみたところ、

「娘さんのようなタイプの子に通信制高校はピッタリだと思う!」

と太鼓判!!
SCの先生にはこの時点でたくさんの情報をくださり、


大学進学にも多くの通信制高校は対応している

 

こと、
最近は“指定校”の枠を持っている学校も多いとのこと
 

全日制よりも対応が手厚い学校もある

 

など、
本当にいろんなことを教えていただいた。


さらに娘自身も、

「通信制高校に行きたい!」

と、明確に進学意思を表明したため、

もはや通信制高校以外の選択肢はない

と判断。


なので、
決して“妥協”ではなく、

ポジティブな意思を持って
通信制高校への進学を決めることができた


というのが、
我が家の現実だった気がする。


私が中学生の頃、
高卒資格を取るには

全日制高校へ進学する
定時制高校へ進学する
高認試験を受ける

当時は「大検」と呼ばれてた

の、
いずれかを選ぶしかなかったけれど、

そこに

通信制高校

って、
もう1つの選択肢が加わったということは
本当に良いことだと思うし、
「学び方の多様性」って意味で、
どんどん浸透していってほしいと願わずにいられない。