こんにちは。霊視鑑定のアリスです。

 

霊を見たときについてお話します。

 

 

霊を見ても大げさにとらえる必要はありません。

霊はあちこちにいるため、その時の体調や波長が合い偶然その霊が見えただけというケースも多いものなのです。

 

一度だけ見た、特にどこかへ旅行へ行ったり出かけた際に見た場合は、気にする必要はありません。

たまたまその場にいた霊が見えてしまっただけで、霊界からのメッセージであることは滅多にないのです。

 

 

注意しなければいけないのは、霊が誰だと特定できるケースと、同じ場所で見てしまうケースです。

双方1度だけなら、全く問題ありません。亡くなった人が挨拶に来るというのは珍しいことではありませんし、そこに留まっている霊が見えただけなら先述した通り気にする必要はありません。

ですが、何度も見たなら何か伝えたいメッセージがあったり、そこに変わらず留まってしまっているということなのです。

 

 

まず霊が誰だと特定できるケースで何度も見ている場合ですが、心配で何度もというのはあまりありません。

相手を心配する心がある霊は既に自分の死を自覚していて、あの世への旅立ちの準備をしている状態であることがほとんどだからです。

そういった霊は一度姿を現した後成仏し、以降目撃することは無くなります。

 

何度も見てしまうというのは、それだけ思いが強いということ、それも負の感情が強くどうしても訴えたいことがあるのです。

もしも何度も生前からの知り合いの霊を見てしまう場合は、訴えたいことは何なのか真剣に考えてみてください。

大抵はもしかしたらあれかもしれないと心当たりがあるはずです。

 

勿論、霊の言うこと全てを聞く必要はありません。

心当たりが亡くなった人の未熟さ故の執着によるものであるならば、それを真剣に諭し、ここはもうあなたのいるべき場所ではないと伝え続けることでやがて霊を見る機会は減っていくでしょう。

 

 

次に同じ場所で見てしまうケースですが、例えば通勤の道といった外で見てしまうという場合、無視が一番です。

見えていませんよ、といった姿勢を決して崩さなければ害はありません。

中途半端な姿勢を見せると、霊はこの人なら訴えを聞いてくれるかもしれないと寄ってきます。きちんと祓える力があればいいのですが、そうでない人が中途半端にかかわるとそのまま憑依されたり、家までついてきてしまうケースもあるのです。

 

この世に留まっているということは、何か訴えたいことがあるのです。

その訴えが、あいつが憎いから殺したいといった他者に害を与えるような訴えの場合、どうやっても叶えることは出来ません。ですが、そういった訴えを持った霊は相手の事情など慮りません。願望を叶えてくれないといった恨みを、良かれと思って声をかけた人にぶつけてくることもあるのです。

霊に対しての「良かれと思って」は、大変なリスクを伴う行為ということを胸にとどめておいてください。

 

 

何度も同じ場所で見てしまうケースが自宅だった場合、大変な悩みの種になると思います。

また、自分が見えなくとも家族、特に子供が自宅で霊を繰り返し見るというのも同様にどうしたらよいのか悩むと思います。

 

ここでまず確認していただきたいのは、霊を見る場所が一定かどうかです。

基本的に何度も姿を現すような霊は、その場から動かないか、同じ一定の範囲を敷かれたレールの上を歩くように動いているものです。

昨日はここで見た、今日はここで見た、と日によってあちこちの場所で訴える場合、嘘か精神的な疾患であることが多く、すぐに霊と結びつけるのは早計です。

 

同じ場所で、同じ範囲で何度も見てしまう場合、専門家を頼るのが一番です。

その家の土地が昔は道で、亡くなったことに気が付かないただ散歩していると思っているだけの霊がたまたま何度も見えてしまうといったケースなら可愛らしいものですが、昔の土地の所有者が死してなお自分の土地だと主張したくて新しい所有者を追い出そうとあえて怖がらせていることもあるのです。

そういった霊に盛り塩やお札を貼り移動を制限すると逆上し、霊を見るだけではすまないこともあります。

 

 

霊を見たと一言でいってもその場の状況によって、気にする必要のないケースと気にしなければいけないケースがあります。

霊を見ても慌てず騒がず、冷静に見極めることが大切です。

 

 

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