こんにちは。霊視鑑定のアリスです。
遺骨についてお話しします。
遺骨をいつまでも大切にしている人もいますが、骨に魂は宿りません。
言い方は悪いですが、骨はただの物体です。テーブルやコップといった物質にすぎず、霊的な意味はありません。
いつまでもすがり付くと、未練をいだいた霊につけこまれやすくなるなるので注意が必要です。
亡くなった後に骨に執着する人は滅多にいません。
私たちが美容室で切ってもらった髪を、これは私の一部だからと後生大事に全て取っておかないように、故人からすると骨に用はないのです。
私を誰々と一緒のお墓に入れないでといったのにとごねる魂は確かにいましたが、それは未浄化だからです。
浄化を促すためにも、地上には地上の事情があるときっぱり伝え、諦めさせることが残された者の仕事なのです。
また、肉体が物体として残っている内は死にたくなかった、生き返りたいと自分の肉体にすがりつく霊もいますが、大抵は火葬され骨になった自分の身体を見て諦めます。
そして自分の骨うんぬんよりも、自分の残してきた人たちがどんな様子か、これから自分はどこへ行けばいいのか、そういったことのほうへ意識がいくものなのです。
骨に魂は宿りません。
お墓に入れるでも散骨するでも、残された者の仕事として中途半端にせずしっかりと片付けることが故人の浄化にも繋がります。