こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


休むことについてお話しします。



休むことは生きていく上で必要不可欠です。

人間はずっと走り続けられません。適切な休息を取るからこそ長距離を走れるのです。


ですが、この「休む」ことが上手にできていない人が多いのです。



霊的真理における休むとは、身体を休ませるだけでなく脳のフィルターのつまりを取り除くことも意味しています。

寝転がりスマホをだらだら見ているのは休むとはいいません。絶えず情報が脳に入ってきているからです。


また休みの日に気分転換にどこかへ行く、友人と遊ぶといった行為もいいですが、気分転換する理由が不安から逃れるため、自分の現状から目を逸らすためなのであれば、それはただの現実逃避です



現代社会は情報過多です。そのため、ただ生きているだけでも脳のフィルターはつまっていくのです。


脳のフィルターのつまりを取り除くには瞑想が一番です。

目を閉じ静寂の中に自分を置いてください。

一人の時間が人を賢者にします。


1日5分でも構いません。

心と身体の静寂を感じられればいいのです。



脳のフィルターがつまっていては、新しい考えもわいてきませんし、本当に必要な情報を必要なものとして認識することが出来ません。

やりたいことがない、自分がどうしたいのか分からない、考えがまとまらない、そういった人は脳のフィルターがつまっているのです。



また身体を休める際は、しっかりと自分の身体を意識して休んでください。


自分をもてなすように掃除や換気をし環境を整え、静謐な空間でゆっくりと自分の身体に意識を集中させるのです。

ただ横たわっていたのでは、休むとはいわないのです。



病気や怪我で仕事や学校を休まざるを得ない人もいるでしょう。


日本では「休む」というとマイナスなイメージを持つ人が多く、早く治したい、早く元の生活に戻りたいと焦る人もいると思います。


ですが、人生に無駄な経験ありません。

「休む」という期間にも必ず意味があるから経験しているのです。そこでの苦しみや葛藤は人生における貴重な財産なのです。


これは不登校の問題にも共通しています。

休んでいる今しか経験できないことや休んでいる今しか味わえない感情、それらを味わい尽くすことが人生の醍醐味なのです。



真面目で責任感の強い人ほど自身を追い込み、休むことを自分に許さない傾向があります。

ですが、アクセルべた踏みで走り続ける車にはいつか限界がくるように、人間も適度に休息しないとどこかにガタがくるのです。


休み上手は生き上手、明日への活力のために真剣に休むことが大切なのです。