こんにちは。霊視鑑定のアリスです。
子供への愛情のかけ方についてお話しします。
子供が健やかに育つには愛情が必要不可欠です。
ですが愛情とは何かを分かっていない人が多いのが現状です。
子供へかける愛情とは、あなたは存在しているだけで素晴らしいという無償の愛です。
成績がいい、運動が出来る、親の言うことを聞くから褒めることや愛することは愛情ではありません。
また、行動や言動の全肯定も愛ではありません。この地上世界で生き抜くためには叱ることも突き放すことも必要です。
物質的な目線で見ていては真の愛情は注げないのです。
食事を作ったり洗濯をしたりお金をかけたことを愛情だと思っている人もいますが、それは間違いです。
身の回りの世話をすることやお金をかけることは子供を地上世界に作り出したものの義務です。
やって当たり前であって、それを大変と思うのは子育てをする覚悟が足りなかったということです。
子育てに自分の時間を求めるのも甘えです。
身を犠牲にするのが子育てにおいて当然であり、血反吐を吐きながら子供のために働いたり行動出来る覚悟がないのであれば、子供は持つべきではありません。
また、一緒にいる時間が長ければいいと思っている人もいますがこれも間違いです。
どれだけ一緒に時間を過ごしたかではなく、その一瞬にどれだけ思いを込めたかで愛情は伝わります。
100回抱き締めようと、ただ受け身で抱き締めていたのでは愛情は注げていないのです。
自分がきちんと愛情を込めて子育て出来ていたかは、子供の成長を見れば分かります。
子供に困難に立ち向かえる底力があるのならそれは愛情を注げていた証拠です。
逃げたり言い訳ばかりしていたりするのであれば自分が子育てという使命を全う出来ていなかったということで、子供を責めるのではなく自分自身を見つめ反省しなくてはいけません。
子供が学生の内に何かしらの問題を起こすという形で表してくれるのならばそれは幸いなことです。
あなたの子育ては間違っていると早めに気がつけたことに感謝しましょう。
お子さんの問題を解決するには、これまでの自分の深く反省し見直すことが必要です。
それは、愛情をかけていないのに厳しくしすぎていないか、自分の理想の子供を作ろうとしていないか、親であるにも関わらず楽をしようとしていないか、過保護すぎないか、問題の原因は様々です。
しかし共通するのは、利他愛より自己愛が勝っていると子供は歪んで成長するということです。
大人になった子供はあなたの子育ての答え合わせです。
自らがまいた種は自分で刈り取るのです。
子供が酷いことを言ったりするのであれば、あなたも子供に酷いことを言ったということであり、子供が自分と向き合ってくれないのなら、あなたも子供と向き合ってこなかったということです。
あなたが子供や自分の人生から逃げて子育てをしていたのであれば、子供にも逃げ癖がつくでしょう。
子供の性格は変えられません。
元々の魂の性格というものがあるからです。
そのため、子供の長所を伸ばし、短所はどうやって今の地上世界と折り合いをつけるかを考え、そしてこの修行の場所である地上世界を自分の足で立って歩いていけるように育てるのが親の役目です。
子供は愛情さえきちんとかけていれば、へこたれるようなことがありしばらく立ち止まっても、いずれ必ず動き出します。
ですが、愛情をかけずにただ身体が大きくなったから子育て終了だと突き放せば、引きこもったり働かなくなったりするのです。
子供は的確に親の未熟な部分を写し出してくれます
。子供に関する悩みごとの原因は親である自分にある、まずはその目線で自分を深く見つめることが大切です。