こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


死後のお迎えについてお話しします。



魂が身体から離れた時に亡くなった大切な人が迎えにくると言われますが、実はこの現象を全員が体験出来るわけではありません。

そういった体験を出来るのは生前から霊的真理を学び、きちんと理解し実践していた人だけです。


霊的真理を理解して学んだ人は、亡くなった瞬間に魂がするりと身体から抜け、自分の肉体を見て死を自覚することが出来るでしょう。

自覚するとお迎えがやってきます。お迎えには自分が素直になれる既に亡くなった人たち、大切にしていたペットなどがやってきます。その人たちに囲まれて、地上での未練を捨て去り故郷へと帰るのです。


余談ですが、幼くして亡くなった魂は誰が迎えにくるのかというと生まれた土地の土地神様やご先祖様が来てくださいます。身内が誰も亡くなっていないから一人で旅立たせたのではないかと心配する必要はありません。



するりと身体から魂が抜ける瞬間に、えもいわれぬ喜びを感じると臨死体験で聞きますがこれは本当です。

肉体の制約が一切なく、本来自分はあの世の存在で懐かしい安らぎの故郷に帰るだけということを思い出すのです。そのためこういったパターンで亡くなった人は、年齢に関係なくもっと生きていたかったのにとは思わないものです。昔注文していたものが今届いたような感覚で寿命を受け入れるのです。



自死ではこの体験は不可能です。意識がなく長い間寝たきりで生活していた人もこの体験は出来ません。(意識がなく寝たきりの場合、魂が目覚めるのに時間がかかるのです)


また、生前から何かに執着したり物質的利益を求める間違った霊的知識に染まっていたり、我を通そうとしたり人の話を聞かず頑固、感情主体で行動しているとするりと魂が身体から抜けることが出来ません。


大抵は死前後の記憶が消えて、死に気がつかず魂だけとなりふらふらさ迷うか、執着している物や事柄にすがり付きます。

生前から他者の言うことに耳を傾けない人は、自分のお葬式を見たり誰かがあなたは死んだと語りかけても嘘だとパニックになっていることも多く、執着を断ち切ったり自分を変えられるまで安らぎの世界へはいけないのです。


霊的な世界を信じず死で全てが無になると思っている人は、死後も自分が存在していることを受け入れられないため大抵は動揺します。

どうしていいのか分からず、死者はお墓にいるものだと思い込みお墓に立っている霊も多いのです。



霊界は自主性を重んじるため、そういった人を諭したり救いの道をわざわざ示したりしません。

そういったさ迷う人が「お化け」として生きている人間の前に現れるのです。


死の直後は今のあなたそのままです。

人は生きているように死んでいきます。

今文句ばかり言っている人は死の直後も文句ばかり言っていますし、悩まなくていいことを悩み自ら不幸を作り上げている人は死後も不幸を作り上げてしまうのです。


自分の死後はどうなるのかを考えることは今をより良く生きるために大切なことです。