こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


自然霊から見た人霊についてお話しします。



まず自然霊とは何かですが、この世に一度も肉体を持ったことのない魂のことを指し、神社の神様や龍神、お稲荷さん、妖精などは自然霊の一種です。


自然霊は私たちが誕生する前から地上に存在しており、私たちは自然霊が支配する土地に修行のために間借りさせてもらっているにすぎません。人霊のために自然霊がいるわけではないのです。



自然霊から見ると人霊はどんな存在なのかというと、私たちが道端の雑草に対して思うような感情が近いです。


雑草という名の草は無くそれぞれに名前はあるのですが、関心がない人にはただの草ですし、出会う道端の雑草全てに愛を持って接したりはしません。

また、冬になれば自然のサイクルで「雑草」が枯れることに対して毎年毎年嘆き悲しんだりしませんし、伸びすぎて景観を損ねるのであれば草刈りをするように、人霊の死に対して善も悪もないのが自然霊です。


そして自然霊は人霊のように誰かのお腹をかりて生まれるわけではありません。無機質な分裂により増えていきます。

そのため人が人に対して抱く「情」が一切無いのが特徴で、自然霊を怒らせると怖いという噂話のようなものは自然霊が話の通じる相手ではないと人霊が魂の奥底で理解していることからきているのでしょう。



木守柿という風習があります。

鳥たちへのお裾分けや神様への感謝として、柿を全て収穫せず1つだけ残しておくことを言います。


この風習からも分かるように、古来より人霊は目には見えないものに対する敬いを忘れずに生きてきました。

人霊はあくまで自然霊の元で生かされ学ばせてもらっている、その謙虚な姿勢を忘れずに日々の生活に感謝することが大切です。