こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


死後に聞かれることについてお話しします。



死後地上での未練を断ち切り浄化し一段上の階層へ進んだ時に、私たちは守護霊と共に自分の人生の振り返りをします。


この振り返りとは、あんなことがあったねこんなことがあったねと思い出話をするのではありません。

あなたは地上世界でどんな経験をしてそこから何を学んでどう生かしたの?と守護霊から聞かれるのです。


例えば自分は会社を立ち上げ社長になったと守護霊に言ったとします。そうすると、地上世界での立場はどうでもいい、あなたの学んだことは何?と返されます。

経営方法や人との関わり、金銭面での様々な苦労や喜びを続けて述べても、であなたはそこから何を学んだの?学んでどう自分を磨いたの?と更に聞かれるのです。


もしここでただただ大変だったと感情で返したら、折角地上世界に行ったのに何も学んでないの?どうして?となってしまうのです。



地上世界では無駄な経験は一つもありません。ですが、その貴重な経験から何も学ばなければ結果として「無駄な経験」となってしまうのです。


あの世に持っていけるのは自分が体験したこと、魂で学んだことだけです。

感情に溺れて自分の目の前の苦しみだけを嘆いたり不平不満を並べていると、あの世に帰った時に、ずっと自己憐憫してただけなの?ずっと文句を言っていただけなの?と言われ、時間はあったでしょ、どうして自分を変えようと思わなかったの?と守護霊たちから冷たい目で見られるだけです。


学びのない経験はありません。目の前に苦難があらわれたら、ただ辛い苦しいと嘆き不平不満を並べるのではなく、これは何の学びだろう?と考えてみてください。

経験を感情で受け取ったとしても、その後理性に落とし込み学びに繋げる、そうすればそれをどう生かしていくかが分かり、地上世界において軽やかに生きていけるのです。