こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


死に目に会えなかったことについてお話しします。



病院で亡くなる危険性が高いと言われて数日付き添っていたが、飲み物を買いに行った数分のうちに逝ってしまい死に目に会えなかった、というようなあと少し違っていたら看取れたのにという体験をした方もいると思います。

一人で逝かせてしまったと思うかもしれませんが、実は亡くなった本人が狙ってやっていることなのです。


ほとんどの場合、死なないでと追いすがられたくない、痙攣や下顎呼吸といった魂が肉体を離れる瞬間の動作を見せてショックを与えたくない、のが理由です。また、人生の最後は静かに一人で終えたいというのも理由としては結構多いものです。

脳でタイミングを考えているわけではありません。例え本人に意識がなくとも魂が全てを理解しているため、飲み物を買い行った今がチャンス!といったように狙って逝くのです。


また、お見舞いに行こうと予定していた数日前に亡くなってしまった場合も同様に狙っていることが多いのです。

長年の闘病生活でやつれた姿、管に繋がれている姿よりも死後の処置をしてもらい綺麗になった姿を見せたいと思っている魂は多いものです。

勿論、寿命は数分の誤差はあれど日数までは伸ばせません。そのためお見舞いにくる人の魂に霊界と協力して働きかけて日付を遅らせるのです。



そしてこれはペットも同じなのです。

付きっきりで看病をしていたけれど自分がトイレに行った間に亡くなってしまった、というのも追いすがられたくないからその隙を狙うのです。

この飼い主は自分が死ぬ瞬間を見せると大泣きして取り乱すからといった他に、死なないでと騒がれるのがうるさいからといった理由で狙ったように逝った犬も霊視したことがあります。


また逆に家族全員が揃ってお見舞いにいった日に亡くなった、というのも狙っているものです。

一人じゃ寂しいから看取ってねというよりは、これが「死」だと最後に少しでも多くの人に教えるためであることがほとんどです。


人間であれペットであれ、死に目に会えなかったことを後悔する必要はありません。

死に目に会えないことは、これから旅立つ人が最後に送る残していく人たちへの愛の表現なのです。