こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


魂の体力についてお話しします。



肉体の体力とは別に、魂の体力というものがあります。

私たちが生まれてくる前に決めてくるカリキュラムでは、この魂の体力が耐えきれないような困難は設定してきません。


ですが地上の生活をしていると、自身の行動や思い込みにより魂の体力以上の力が必要となる困難を自ら引き寄せてしまうことがあります。

そうすると精神や身体を壊すという結果となって現れます。強制的に休ませるためにそのように霊界が動いてくれるのです。



魂の体力以上の力が必要となる困難を引き寄せてしまう理由は、自分の器を見誤った時です。

人にはそれぞれ魂の体力があり、誰とも同じではありません。そのため自分の器をしっかりと見つめ、身の丈にあった暮らし、身の丈にあった幸せを望まなくてはいけません。


世間では、結婚や子供の有無、進学、就職など「普通」「一般的」といわれる何を基準にしているのか分からない指標があちこちに散らばっています。

その「普通」や「一般的」というものは時と共に常に変化し明確な形を成しません。そのため世間の声に惑わされた瞬間、人は自分を見失い器を超えた何かを求めてしまうのです。


また、そもそも自分を過大評価して器を分かっていない人も多いのです。

未来に希望を持つのは自由ですが、器を分からずに自分はこんなはずじゃない、もっと出来るはずなのにと燻っている人は器に気がつき身の丈を自覚するまで一生そのままでしょう。

更に自分の幸せはこういうものでありこうでなくてはならない、自分は幸せになれるはずという傲慢さ故に器を理解していない人もいます。



自分の器を見極めさえすれば、魂の体力を超える困難はやってきません。その困難も乗り越えた後には感謝と達成感に満ちた素晴らしい経験になります。


しかし自分の器を越えると本心では気がついていながら、悪者になりたくない依存心や見返りを求める自己愛、世間体などから「出来ない」「やらない」と意思表示をすることをためらう人がとても多いのが現状です。


みんながやっているから自分も出来るとは限りません。みんながやっているからといってあなたも必ずやらなければいけないわけでもありません。


他人の器と自分の器を比較しても意味はないのです。大切なのは他人や世間に惑わされず自分の器を見極めることです。