こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


様々な集まりについてお話しします。



共通の趣味の集まりや依存症を治す集まり、スピリチュアルな勉強会など地上には様々な集まりがあります。


霊界は、その集まりに参加するかは自己責任と言い否定はしていませんが、続けて「参加しても群れるな」とも言っていることを忘れてはいけません。



人間は寂しがりで傲慢です。

他者との共通項を見つけて安心し仲間を作ります。ですが、その裏には仲間なんだから何かあったら助けてね、自分を理解してねという甘えも隠されています。


趣味を楽しむのなら趣味だけに共通項を見出だしそれ以上に踏み込まないことです。



また依存症を治す集まりにおいては、その集まりは自分の考えを整理する場としてとらえることです。


依存している何かに手を出しそうになった時、グループのみんなを裏切れないと思い止まることもあるでしょう。そういった思いを抱けたのであれば、それはとても幸いなことです。


ですが、自分の辛さを分かってほしい、自分を肯定してほしいと本来の依存症の原因から目をそらすために利用している人もいます。


また、依存症のグループだけにとどまらず、心療内科や精神科、占い、霊視などの鑑定を受けた人が、こんな酷いことを言われたと自己憐憫にひたることがあります。

そもそも上記に挙げたものは、人を慰めたり励ます場所ではありません。自分の考えを整理し決めるための手段の1つです。


誰かに理解してほしい、誰かに慰めてほしいというのはただの甘えで依存です。

肉体という個別の入れ物に分かれた時点で、どんなに頑張っても100パーセント理解しあうことは不可能です。むしろ、霊界ではテレパシーで全てが分かってしまうため、理解し合えないということを学ぶために肉体を持ったといっても過言ではないのです。



最後にスピリチュアルな集まりについてですが、これはピンキリです。


きちんと霊的真理の布教を目的にやっている場もあれば、主催者のお金儲けのためだけにやっている場もあります。また、新興宗教の勧誘だったり、詐欺や犯罪の入り口ということも多々あります。


ですが、基本的に霊的真理を知るためにどこかに所属する必要はありません。

あなたが今苦しんでいること、それらを真剣に見つめ理性的に考え対処することが霊性進化の歩みであり、霊的真理の理解に繋がることだからです。



「群れる」ことは依存や責任転嫁の始まりです。

同じ時を過ごしたとしても、相手は別の肉体を持った人間。自分を助けられるのは自分だけという精神的自立と自律を忘れないことが大切です。