こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


睡眠についてお話しします。



私たちは寝ている間にあの世へ帰り、自分の守護霊たちと現状や今後について作戦会議をしたり、亡くなった大切な人たちと会い励ましをもらったりしています。

睡眠は地上世界という過酷な試練を乗り越えていくために欠かせないものなのです。



ですが、質の良い睡眠を取れていない人が多いのが現状です。

質の良い睡眠から目覚めた後は、目が覚めた瞬間に爽やかでやる気に満ちています。霊界のエネルギーが満タンに充電された状態のため、布団の中でごろごろしたり起きたくないけど無理やり決意して起きる、といったことはありません。


逆に爽やかでない目覚めは充分に里帰りが出来ていない眠りだったということなのです。



あの世への里帰りが上手に出来ていない理由は大きく2つに分けられます。物質的理由と精神的理由です。


物質的理由は睡眠環境、寝酒、病による痛みが主に挙げられます。


睡眠環境ですが、理想は真っ暗で無音の状態です。

音や光があると肉体はそれを察知しようと働き続けるため、上手に身体から魂が抜け出ることが出来ないのです。安眠用の音楽も一定時間流れたら自動で止まるよう設定したり、光も極力入らないようにカーテンを工夫してみてください。


真っ暗な部屋だと悪霊が寄ってくるため光をつけて寝ているという人がいますが、それは真っ暗だから寄ってくるのではなく本人の波長が低いから寄ってくるのです。暗い場所は霊的感覚が鋭くはなりますが、波長を高く保てば何も恐れることはありません。


また寝室には極力物を置かないようにしてください。寝るためだけの部屋、といった状態にすると物をエネルギーに引っ張られずにすみます。



次に寝酒です。

基本的に一滴でもお酒を飲んだら、その日はあの世に里帰り出来ないと思って構いません。

お酒は魂の守護を緩めるため憑依も起きやすくなりますし、お酒により肉体優位になりますので寝ても魂が綺麗に抜け出せなくなります。


魂が上手に抜け出せないと地上と重なりあっている悪霊もいる幽現界をさ迷うため、悪夢を見る可能性が高くなってしまうのです。



病による痛みですが、現代医療で取り除いたり緩和出来るのであれば是非それを取り入れ、少しでも良質な睡眠が取れるようにするしかありません。


スピリチュアルに傾倒していると現代医療や薬を避ける人が多いですが、ここは地上世界です。肉体を持った以上、物質的なものでしか取り除けない病や痛みもあるということを受け止め理性で対応することが必要です。



里帰りできない精神的理由ですが、自己憐憫や依存心に溺れていたり、凝り固まった自身の考えに執着していると霊界とのパスは切れてしまいます。

そのため抜け出せてもどこへ里帰りしていいか分からずさ迷い悪夢を見たり、霊界に作戦会議に戻ったはいいものの守護霊さんたちの話を一切聞かず自分の不満だけ述べ朝がきて肉体へ戻るなんてこともあるのです。


霊界で作戦会議をしないで地上生活を送っていると、自分でも何がしたいのか分からなくなったり、物事が決められない、ただ漠然とした不安を抱え流されるままだらだらと日常を送るといった状態になりがちです。



決まった時間に目が覚めるというのも時間帯により意味があります。


深夜2時から3時は霊界の門がとても開きやすくなっており、この時間は里帰りに最も適した時間です。

ですが、その時間やその時間の前(深夜1時から2時前)に目が覚めるというのは無意識に霊界に帰るのを拒否しているということです。


そういった方は問題の原因は自分にあり、解決のためには反省し自分を変えなければいけないことを認めていなかったり自己憐憫しているため、霊界でお叱りを受けるのが嫌で自ら里帰りしていないのです。


また、早朝に目が覚めるというのはやらなければいけないことがあるということ、もしくは個人差はありますが自分の残り時間が少なくなっているということです。


歳を取ってくると早朝に目が覚めるというのは、霊的真理から見ても正しいことです。

霊界で、あなたはこれとこれがまだ出来ていません、そこを努力しなさいと言われ、はい!と返事をし制限時間内に課題をクリアしようと急いで身体に戻るため早朝に目が覚めるのです。



更にこれはお年寄りによく見られますが、睡眠時間が増える、減るはそれまでの生き方があらわれます。


傾眠傾向の老人は霊的視点から見ると自身の課題と向き合い一定の学びを得た人の割合が高く、お迎えのために魂と身体を慣らしているのです。

逆に眠れない老人は、やるべき課題をこなせなかった人、もしくは生きている内に学べるだけ学びたいと意欲の強い方が多いのです。




睡眠時間が少なくなると人間はおかしな方向へ進みます。作戦会議が出来ず、霊界のエネルギーも貰えないからです。


睡眠時間はきちんと確保すること、寝るための環境を整えること、そして寝れないのであれば睡眠薬に頼ることも視野にいれ、しっかり寝ることが大切です。