こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


許すということについてお話しします。



許すという言葉はスピリチュアルを学んでいる人であれば度々目にする単語だと思います。確かに憎しみあっているよりは、許したほうが気が楽になることも多いでしょう。

しかし霊界から見ると、許すという行為はただの思考放棄であることが多いのです。


許すという行為が思考に上る時は、何かしらの揉め事が起きている時です。

人間は自分を被害者にしたがりますが、霊的真理において被害者加害者というものは存在しません。あらゆる出来事は自身の学び、もしくは因果応報のために発生します。


ここで注意していただきたいのは、地上の法という目線では被害者加害者は存在します。そのため揉め事の解決には、地上の法的な目線と霊的な目線の双方を分けて考え理性的に対処してください。



霊的な目線で見ると、何かしらの揉め事は必ず双方に原因があるから発生します。逆に言えば自身を苦しめる揉め事は自分を見つめるチャンスなのです。

それにも関わらずただ許してしまったら成長になりません。


例えば不倫をされた浮気をされたという時に誰にでも間違いはある、許しましょうという主張がありますが、ただ許してしまっては意味がないのです。


なぜ不倫されたのか、浮気されたのか自分を見つめなくてはなりません。

そもそも自分の見る目がなかったのではないか、きちんと相手を愛していたか、余計なことを言い過ぎて追い込んでいなかったか等自分を見つめ改善しなくてはいけません。でなければ同じことの繰り返しになります。

そしてそれをきちんと実践できた後にのみ許すという行為を行うべきなのです。



ただ許しても無意味です。それは自分の欠点と向き合うことから逃げているだけです。

苦しい体験は全て学びに変えるという気持ちを持って自身を見つめてください。