こんにちは。霊視鑑定のアリスです。
離婚についてお話しします。
現在３組に１組が離婚している日本ですが、霊的真理において離婚の原因は大きく２つに分けられます。
１つはお互いの未熟さをぶつけた結果嫌になったもの、もう１つはどちらかの波長が上がった、下がったなどして波長が合わなくなったものです。
結婚は同じ波長のもの同士でしか起きません。妻や旦那の悪口を言う人がいますが、結局のところ同じ波長のもの同士、似た者同士なのです。
お互いの未熟さをぶつけた結果の離婚は、すんなりとはいきません。
お互いの主張を押し通そうとし、親権や養育費で争い、顔も見たくない状態になり、当人同士ではどうにも出来なくなり調停まで進んだりします。
しかしこの場合、自分の何がいけなかったのか、相手から何を学んだのか、きちんと内観しない限り別の相手と再婚しても結果は同じになります。
また不倫が原因での離婚は未熟さをぶつけた結果になります。
家庭が温かく、パートナーからきちんと愛されていると実感していれば不倫はしません。一方的に依存されたり、自分の存在が肯定されないと家庭が窮屈に感じ、他の場所で癒しを求め不倫するのです。
更にそもそも結婚向きの相手を選ばなかった結果の不倫もあります。他者を愛しているようで結局自分しか愛していない人、責任感の無い人は浮気性です。
恋愛中は、言葉が悪いのですがどうしても「バカ」になります。相手の欠点が見えなくなってしまうのです。恋愛という感性の学びの最中であればそれでも構いませんが、結婚したいのであれば自分の中に冷静に相手を見極める視点を持たなければなりません。
恋愛と結婚は別です。結婚してから浮気性だと気がついても遅いのです。浮気性の相手を見極められなかった自分を反省するしかありません。
勿論、不倫における慰謝料請求はきちんと法に乗っ取り行ってください(最初から夫婦生活が破綻していた場合はとれませんので弁護士さんに相談してみてください)
婚姻という地上世界のルールを破ったのであれば、地上世界での代償を支払うのは当然です。
次にどちらかの波長が上がった、下がった場合ですが、前者に比べスムーズに離婚できる確率が高いです。
お互いがお互いに何かが違うと思い始め、当人同士の話し合いで言い争うことなく離婚できます。
どちらの波長が上がったのか、下がったのか知るためには離婚後の生き方をみれば分かります。
離婚後いきいきと生活し幸せであるのならばそれは自分の波長が相手よりも上がったということ、離婚後も結婚している時と何も変わらず、むしろつまらなくなった苦痛が増えたと思うのであれば自分の波長が相手よりも下がったということです。
再婚で幸せになれる人は、波長が上がった結果離婚した人です。こういった方は前のパートナーから色々学ばせてもらったと相手を悪く言いません。
どちらなのか見極め学ぶことが大切です。
また経済的理由で離婚できない、子供のために離婚できないという人がいますが、それは自分の人生において物質的価値観を１番に優先しているということを自覚してください。
貧困が不幸なのではありません。貧困を不幸だと思うことが不幸なのです。
子供に貧しい思いをさせたくないというのも、貧困を不幸だと思っている、自分はこれ以上働きたくない、自分の生活レベルを落としたくないといった動機が隠されているのです。
貧困だろうとなんだろうと親がそれを受け止め一生懸命働き日常の幸せを数えることができれば、子供は貧困を不幸だとは思いません。
子供は親の背を見て育ちます。物質的価値観に支配され、貧困を不幸だと思うと子供もそう洗脳されていきます(養育費未払いがあるのならば、きちんと弁護士さんに相談したり法を学んでください。手続きと離婚時の取り決め次第では、相手の給料から強制的に養育費を差し押さえることが出来ます)
あなたのために私は離婚せず我慢しているという思いは、直接言わなくとも子供は敏感に感じとります。そしてそういった環境で育った子供は親から早くに独立し縁を切ってくるか、いつまでも親元を離れず親を憎み引きこもりになったりします。そして親は私はいっぱい我慢したのにと自己憐憫に浸るのです。
子供が一番欲しいのは愛情です。我慢して裕福な暮らしをするより、貧しくとも愛情を感じられる生活しているほうが子供は幸せなのです。
それでも物質的価値観を優先するのであれば、文句は一切言わないことです。お金のために結婚生活を維持していると割りきり、相手に何も求めず子供から愛されることも望んではいけません。
最後に離婚を決意したのであれば、離婚に関する法を学ぶことが大切です。自身で学ばなければ知らない法律、誰も教えてくれない法律などは沢山あり、あの時これを知っていればと思っても後の祭りです。
図書館には必ずそういった本は置いてありますし、分かりやすく書かれているものもあります。
感情だけで先走り離婚すると大抵後から後悔します。相手の顔も見たくないからという感情は押し殺し、理性で離婚の準備を進めてください。
ままならないのが人生です。あれもこれもと手に入れることは出来ないと心に留めておいてください。
