こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


嫌いな人についてお話しします。


私たちは魂の成長のために地上へ生まれてきますが、その際に最も効率的に魂を成長させられるのが人間関係での学びです。


一生涯誰とも関わらず寿命を終えることは出来ません。家族、友人、恋人、職場の人、地域の人、結婚相手の家族といった名前の知った人だけではなく、道ですれちがった人、お店で会計をしてくれた人、そういった人との関わり全てが学びといっても過言ではないのです。


では、出会う人についてですが、私たちは魂の成長に必要のない人とは出会いません。出会う人全てが私たちそれぞれに気付きを与え、魂を成長させてくれる人です。

そしてその出会う人たちは自身と同じ波長の人であり、あなたが今嫌いだと思っている人は、あなたと同じ波長の人なのです。


人が人を嫌う理由は大きく2つあります。

自分の直すべき未熟な部分をその人に見せつけられるから、もしくは自分に無いものを持っているから(物質ではなく性格上です)です。


例えば職場で不機嫌なオーラを出し、雰囲気を悪くする人がいるとします。

その人を嫌いだと思うのであれば理由は、あなたが無意識に同じように他者に接しているから、もしくは自分は不機嫌になっても周りに気を使って明るく振る舞うようにしているからです。


まずあなたが無意識に同じように他者に接しているからですが、これはとてもよくあることで、守護霊さんからあなたはこういう部分を持っているから改めなさいという学びとして出会います。

あの人は私を決めつけてくるから嫌いという人は別の場所で他者や自分を決めつけていたり、話を聞かないから嫌いという人は自分も他者の話を聞いていないものです。


他者の悪口を聞いている時に、言っているあなたも同じようなことしているけどねと思ったことはあるはずです。自分のことは棚に上げず、同じようなことをしていなかったか反省することが必要です。



次に自分は不機嫌になっても周りに気を使って明るく振る舞っている、の場合ですが、これは自分に無いものを持っているからのケースです。


自分は不機嫌を表せないのにずるいという嫉妬なのか、職場で不機嫌を表すのは大人としてどうなのかという自身の一方的な正義感なのか、といったように自身の心を分析してください。

自分の性格を改めるというより、自分を深く知るという意味で自分にないものを持っている人と出会うことが多いようです。



厳しいことを言うようですが、人間関係においてどちらか一方だけが悪いということはありえません。


他者は自分の鏡です。

どこへ行っても同じような人と出会い苦しむのは前回から何も学んでおらず、これでも分かりませんか?と守護霊さんから問われている証拠です。学びをきちんと終えたなら、嫌な人との縁も自然と切れるものです。そのためには他者を責めるのではなく、自身はどうなのか内観することが重要です。