こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


子供の人生に口を出すことについてお話しします。


親についてはこちら↓



子供にはこういう職業についてほしい、結婚してほしい、介護してほしい、そのためにはどうすればいいかといった相談は今までも山ほど受けています。


望むのは自由です。しかしそれを強制してはいけません。


霊的真理において「子育て」は大体義務教育終了までです。それまで親が生み出した責任としてやらなければいけないのは、たっぷりと愛情をかけること、衣食住をきちんと提供すること、社会のルールを教えることです。

その先は親は子供が進学を希望した場合に進学に必要なお金を快く出す、それだけです。


勿論参考として聞かれたら親としての意見を言っても構いませんが、それに従わなかったからといって親子の縁を切ると脅したり、親の指定した学校に進学しなければお金は出さないと強要はしてはいけません。


子は親の夢を肩代わりする存在でも、自身のステータスのための、将来のための道具ではないのです。



また20年前くらいから、過保護な親が増えていることも問題です。

魂の試練には苦痛がつきものですし、それらを味わうために私たちは生まれてきました。それにも関わらず辛い思いをしないようにと親が何でも先回りし、社会で生きていく術を学べずに大人になった方が多いのです。


過保護は子供にとって毒でしかありません。生きていく術を知らずにある一定の年齢になったら突然社会に放り出される、それでは引きこもりになったり、会社を転々としてしまうのも当然の結果です。


また過保護な行為をしている親は、自身が子の辛い姿を見たくない、立派な親をしている自分が好きといった己のことしか考えていない場合がほとんどです。


過保護は己のことのみを優先した行為です。親である方は、子供に言っていることが誰のためなのか、子供は躓き学ぶ権利があるということをよく心に刻んでください。

更に、義務教育終了後の子供の人生は自己責任であることのみ伝え、それ以上口出し手出しはしないこと、尻拭いをしないこと、それを胸に留めてください。

もし子供からの身体的、金銭的暴力がある場合は警察などにきちんと相談してください。子に前科がつく、子の将来が危うくなるなどが気にしないこと、子自身の因果応報であり、非情に思えることが子のためになることもあります。


また引きこもりやニートの子供に自死されたくない、働けと言うと自死すると脅すから、強く言えず子が社会人になっても養い続けているという親もいます。

自死されたくないという理由で養っているのであれば、腹をくくって一生養い続けてください。自死されたくないという第一希望は叶っているのです。


金銭的、体力的にこの先厳しく養うことが出来ないというのであれば、きちんと現状をまとめ客観的データにして子に伝えること、医療機関に頼ること、そして引きこもりやニートの問題を秘密裏にせず公にし助けを求めることです。

子供が引きこもりというのが恥ずかしいと他者の目を気にしている時点で解決などしないと思ってください。厳しいことをいうようですが、引きこもりやニートになったのは子だけの責任ではないのです。


やれることをやりきり、それでも子が自死すると言うのであれば親も覚悟を決めるしかありません。子には子の人生を決める権利があります。自死という選択も霊的真理に反していますが、自己責任において選択の1つです。

もう好きにすればいいと投げやりに突き放すのではなく、それだけの覚悟があるのならば受け入れるという姿勢を示し、この問題を解決するために本気であるということを子に見せるのも必要です。


逆に親に保険金で暮らすために死んでくれなどと言う子であれば、即座に縁を切りましょう。子を家から追い出すのではなく、自分が引っ越し消息を断つこと、家や土地などの名義の変更はあらかじめしておき、税金は子へ行くように用意することなど、きちんと準備をしてください。



親子間だからこそドライに関係性を見つめなければ、視界が曇り正常な判断が出来なくなります。

感情ではなく理性で人間関係を見つめてください。