こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


鏡についてお話しします。



鏡はとてもスピリチュアルなものです。


神社で神様の依代として祭られていたり、合わせ鏡によって生じる怪奇は怪談の定番です。

また以前お話ししたように、胸ポケットに鏡の映る面を外側にし忍ばせておくことで、自身に向けられる生き霊を跳ね返すお守りにもなります。



鏡は味方になってくれれば心強いものですが、使い方を誤ると悪い霊の力を強めてしまいます。


まず割れた鏡、もしくは汚れた鏡を使っている場合についてですが、割れた鏡は最も悪く、通るものを選ばない霊道を作り上げているようなものです。

壊れたもの、放置されたものには悪いものが寄ってきます。割れた鏡を使って自分を見るということは、悪いものに憑依してくれとこちらからお願いしているようなものです。


次に汚れた鏡ですが、特に毎日使う洗面所などの鏡は綺麗にしておくとよいです。


なぜなら鏡を通して自分を見るということは自身が憑依されているかどうか知る手段でもありますし、浄化にもなるからです。

鏡越しに自分を見た時に、自分は普通にしているつもりなのにいつもよりも険しく感じる、もしくは自分ではないように感じた時は憑依されている可能性が非常に高いのです。


憑依している霊は自身と他者の区別がついてないものが多く、憑依している肉体越しに自分だと思っているものの姿を見て初めて自分ではないと知り、離れていくものもいます。

汚れた鏡だと効果は半減するため、綺麗にしておくことが大切です。



次に玄関の正面に鏡を置くことですが、これは良い気も悪い気も跳ね返してしまいますが、一人になりたいじっくり考えたいという時はあえて玄関に置いておくと気が乱されることなく自身の考えに集中できます。(暗い気持ちでの一人になりたい時は実践しないでください)


寝る時に自分の姿が映る鏡があるようでしたら、布をかけるか位置を変えるかしてください。

折角睡眠で養った英気が吸いとられてしまいます。



また合わせ鏡についてですが、これは止めてください。美容室や化粧室などで髪や後ろ姿を確認するために見たりする程度であれば大丈夫ですが、合わせ鏡は強制的に霊道を作り出し、特に合わせ鏡の性質上その場に留まって動けなくなっている霊や特定の思考に縛られて同じことを繰り返している霊を集めます。


合わせ鏡は降霊術の一種ではありますが、安全なものではなくどちらかというこっくりさんに近いものです。

興味本意で手を出すのは避けてください。