こんにちは。霊視鑑定のアリスです。
亡くなった方に出来ることについてお話しします。
自分の死を理解した魂は、自分の人生を守護してくださっている方と共に振り返ります。
やってしまった罪、気づかずにやっていた善行、何を学ぶために生まれてきたのか等を振り返り、罪には相応しい罰(神が罰するのではなく自身の罪の呵責に苦しむそうです)を受けたり、次に何を学ぶべきなのかを話し合ったりします。
それには途方もない年数が必要になりますが、こちらの世界とあちらの世界は時間という概念が異なっているので、死後何年経ったからといって必ず浄化し転生出来るものではありません。
また自身の人生を振り返りながら、同時に今生きている大切な人の側に寄り添います。
肉体を持っていた頃よりもずっと密接で隠し事の出来ない関係になります。
大切な人を亡くすというのは大きな悲しみです。
後を追うことを考えたり何もかも嫌になり塞ぎこむというのも当然です。
また何故こんな苦しみを味わうのかと神を恨み、理由を探してしまいます。
目には見えないけれど側にいるとよく言われ、事実ではありますが、それが悲しみの中にいる時には何の慰めにならないことも分かります。
しかし魂は永遠であるということを忘れないでいただきたいのです。
亡くなった方は常に見ており、共に怒り共に泣き、残された人たちがきちんと自分の魂の役目を果たすことを祈っています。
悲しみに浸るのは構いません。
しかしそこで歩みを止めないでください。
私たちには時間という貴重なものがあります。
10年20年かかっても大丈夫です。悲しみにくれる1日のほんの少しの時間を、亡くなった方との楽しい思い出に浸る時間に少しずつ変えていってください。
それから悲しいけれども頑張って生きているから心配しないでと亡くなった方に伝えてください。
それが何よりの供養になります。