トニーたちのお引越し(食肉? 殺処分?) | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年11月3日

 

トニーたちのお引越し

 

 要するに結局は生まれ故郷に戻ってきたに過ぎないのだが。

 ジェーンと一緒に生まれたアビーは、ジェーンのことを覚えているのだろうか。そして、逝ってしまった弟アズールのことは。

 ああ、アズちゃんのことを思い出すとしんみりしてしまう。

 酷いハナシだが、ポーチャンズと碁石チャボについては、あんまり感傷はない。今でも心が痛いのは、ダンテ2号とアズールだけだ。

 朱鷺(shuro)は、支配欲が強いのだろうか。懐いて慕ってくれる子にはものすごく愛情が湧くが、ひたすら逃げ回る子たちはまったく可愛くない。そういう子だけを食肉としていくってのは、なかなか難しいから、ほんとうの養鶏家にはなれんだろうなぁ。

 そういう意味では、農家ですらない。植物は、勝手に生えて勝手に増えて天寿を全うする子たちが好き。そして、衝撃の事実として、昨年植えたにんにく、ネズミに食われて全滅したと思っていたのだが、実はひそかに普通に生き残っていた畝があったらしく、今、ものすごい数の芽を出している。つまり、一かけら植えたにんにくが土の中で株になって、掘り起こされずにそのまますべて芽を出しました~っ! という図式らしい。面倒だし面白いのでそのまま放っておいている。

 それから、畝に何かの支柱として挿していた白い花の木(名前忘れた)(調べろよ(-_-;))。根っこがついたらしく、今花盛り。畝に木が生えたかぁ…とは思ったが、まぁ、良いや、とそれもとりあえずそのまま。本気で邪魔になったら植え替えるが、木が茂ると木陰が出来るし、それはそれで利用できるんじゃないかなぁ、とか、鶏が夏に涼むんじゃないかなぁ、とか。

 そして、ペンペングループについて。

 ペンペンは賢い良い子だった。女の子同士の喧嘩の仲裁に入るし、道路に出ても怒れば帰って来るし、雨が降れば木陰に皆を誘導し、夕方は早めに小屋に戻っていた。

 しかし、クーデター以来、それらがうまく出来なくなってしまった。夕方薄暗くなってもヒトを見つけると駆け寄って来て、さっぱり小屋に戻らないし、雨が降っても濡れたまま外にいたり、タム子がメルやラスちゃんをイジメても傍観している。

 おとぎ話に出てくるお姫様のようなメルハ(ナミちゃんの子♀)

 最近、天ちゃんが少し元気ないのだ。

 ナミちゃんにそっくりなラスティ(♀)

 日々大きくなるギンとクロム。

 いや、見てないところではちゃんとしていることもあるのかも知れないが、いずれ、夕方、なかなか小屋に入らなくなって、女の子たちが眠くなってテキトーな場所にうずくまってしまう姿を見かけるようになった。タム子はさすがにお母さんなので、雛たちを連れてさっさと小屋に戻ることもある。しかし、これではダメだなぁ、と思った。そもそも、戻ろうとすると運動場にトニー始めクーデター組がいるので、それが良くないんじゃないかと共同運営者に言われ、「なるほど」と、彼らを排除することにした。

 ペンペンの行動にも問題だったが、実は何より、毎日いちいち大騒ぎするトニーとジェーンを運動場で捕まえて中に入れるのがけっこうな負担だった。マクギーは一番慣れていてすぐに捕まるので「マクちゃん良い子だねぇ」と褒めて撫でて小屋に入れるのだが、ジェーンとトニーに至っては、しまいにはイライラして尾羽を掴んで捕まえる羽目に陥る。そこまでいくと怒りしかない。

 ということで。殺処分するわけにはいかないし、マクちゃんは綺麗で可愛いので、ハウスの中に雄3羽用の囲い場を作ることにした。

 昨日一日かかって、コンクリートブロックを設置し、竹を穴に入るサイズに切り、金網を図って切って張り巡らして、天井も網を張って、そこで力尽きた。隙間は麻ロープをジグザグに張ってごまかした。今考えるとこれが甘かったのだが…。

 夕方になって、ようやく形になったので、共同運営者に声をかけて手伝ってもらってトニー達を移動した。止まり木はあとで設置してやろうとは思っているが、とりあえずは以上。

 見知らぬ雄3羽が来たとき、他の子たちは怯えて固まったが、かしわちゃん達はものすごく気に入らなかったらしい。どの子か分からないが、金網越しにマクギーと喧嘩していた。

 ペンペンたちは、結局、追い立てて小屋に入れた。

 さて、本日の朝、ハウスに行ってみるとトニー達は網の外に出ていた。

「もう~っ、どこから?」と思ったが、網が開いている箇所はなかったので、やはり麻ロープが甘かった隙間から飛び出たんだろうと思った。

 大騒ぎの末3羽を捕まえて網の中に戻した。朱鷺(shuro)が3羽、正確にはトニーとジェーンを追いかけまわしていると、ダンテが手伝ってくれた。ペンペンはそもそもやつらより小さいからボスの座を乗っ取られたんだろう。ダンテは今後も一番身体は大きいと思う。それはほんとうに良かった。ダンテが他の雄を攻撃することってあんまりないんじゃないかと思える。何しろ、ダンテは自分が鶏だと思っていないだろうから。

 3羽の囲い場は速攻で手直しした。

 ジェーンはトニーとマクギーに交尾されまくっているし、ダッキーもかしわちゃん達に乗ろうとしているのをよく見かける。昨日はさっちゃんに交尾しようとして逃げられていた。さっちゃんはダンテもてこずっていたから、手ごわいと思うぞ。それから、アビーが今人気で、ダンテにもダッキーにも狙われている。

 ダッキーとクロムは天ちゃんの子なので、相手が誰でも(天ちゃん以外)特に問題はない。しかし、ダンテ、アビーは君の娘だよ~ん。

 ネオン(天ちゃんの子♀)

 甘えんぼしたいダンテ。

 さっちゃんとマロン。

 さっちゃん。

 マロン。

 ブランとネージュ。

 ノア。

 お尻が白いのがシロちゃん。

 平和なダンテグループ

 今は平和なペンペングループ。

 マノはテーブルに乗って…

 いたすらしちゃうぞっ♡

 チビちゃんはあったかいから毛づくろいしちゃうよ~ベーロベロ=^_^=

 最近、具合が悪いハルくん…=^_^=

 マノは元気だよ~=^_^=

 Rakuenをぱろとーるしちゃうよ。