桜の開花も早いわぁ。今年は種蒔きが早い。 | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年4月6日

 

桜の開花も早いわぁ。今年は種蒔きが早い。

 

 今年は3月に桜が咲き始めたと知った。あんまりじゃないですかぁ?

 3月の30日、榊を挿し木してみた。昨年、この子、と決めて水に挿していた子が根っこみたいな塊みたいなものが切り口の根元に出来た。それで、その子を挿し木してみた。そして、念願の根っこが生えてくれて、畝に移植した。

 そしたら、冬の間にネズミにかじられたらしく、その子は死んでしまった。その前の年は産土神社から連れ帰った紅葉の苗木がネズミにかじられて一本は死んでしまい、もう一本はかろうじて生きていた。そのときも怒り狂ったが、今回も怒りが沸き起こった。

 しかし、死んでしまったものはもう仕方がない。あんなに小さな苗木の状態で外に植えてはいけなかったのだ。

 ということで、再び挿し木に挑戦。

 それから、せっかく芽を出した実生の柚も、積雪があった間は生きていたのに、その後、雪が消えてからの寒さでやはりすべて死んでしまった。ある程度の大きさになるまで外に置いてはいけないのだ、やはり。

 椿も一番北側の子は枯死してしまったし、他の子たちも今年は花を咲かせてくれなかった。

 東北の寒さ恐るべしである。

 もっと悲惨なのは、昨年それぞれいただいたアロマティカスと沖縄朝顔が、冬を越せなかったこと。今シーズンは途中で仔猫を引き取ったりしたこともあり、その子が植木をいたずらするので一番あったかいキッチンに植木鉢を避難させられなかったことや、-10度という厳しい寒さが何日もあったことなど、いろんな条件が重なってしまい、寒さに弱い子たちを守ってあげることが出来なかった。

 もう、耐寒性のない子たちは、育てるのを諦めようと思っている。

 4月に入って3日より作業再開。

 ようやく金網を買ってきてミツバチ園地に網を廻らせた。

 それから、豆苗もポットから一部移植。

 昨年挿し木して、秋の霜で死んでしまったかと思っていた卯都木は根元から新芽が出てきたし、今回挿し木した葡萄もハウスの中で枝を伸ばしてきた。

 それから、挿し木に関してはリンゴも順調に葉を出し、根っこがついたのか、つきそうな感じである。

 ハウス周囲もどんどん板を追加したりと、強化を強めているし、とにかく狐から守るための対策は行っている。

 Rakuenに今年はフキノトウがいくつか芽を出していたのだが、もっと増やそうと今年は採種せずにいたが、昨年生えていた蓬も、今年はたくさん芽を出してくれて喜んでいる。

 花桃たちはぐんぐん大きくなっている、というほどではないが、枝に今年も新芽を出しているし、雪柳もノイバラちゃん達も枝を伸ばしている。看板の下の芝桜も草と共に元気な姿が見えるし、堆肥場から移植した何かのリンゴの実生も新芽を出した。

 春だ。

 天ちゃんが卵を産み始め、ペンペンが交尾をしているという目撃情報があるので、最初の一個をさっちゃんに託してみたが、どうなるだろうか。

 しばらく良い天気が続いていたが、今日の午後から雨模様予定で、今日は満月。

 ということで、種蒔き日和。

 ポットのハーブやトマトのタネを蒔き、新たに作った畝の中央に小松菜や人参、春菊、二十日大根などを蒔いた。畝の良橋には豆を蒔く予定。

 レフは今のところ、ほぼ毎日一度は顔を見せに帰って来ている。マノの鼻風邪は治る気配なく、梅雨の辺りに期待している。だけど、良いなぁ、と思う瞬間は、マノが蝶を本気で追いかけて走り回り、ひらひら舞う蝶に飛びつこうと飛び上がり、失敗して全力疾走し、木に駆け上る、という姿を見たとき。

 春を謳歌している仔猫がいる、という幸せ。