世界は良い方へ向かっている | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2022年2月2日

 

世界は良い方へ向かっている

 

 それを今日初めて感覚として腑に落ちた。

 「残響のテロル」

 他にも、「サイコパス」など、崩壊する世界や、もっと心象として狂気を描くアニメは多数あるが、そういうヒトの心の荒廃をテーマにする作品を観ると、以前はやるせない気持ちになっていた。

 しかし、今、それを観て感じたのは「こういう狂気渦巻く崩壊は終わった」ということだ。

 洗脳に寄る圧力はうっとうしいが、世界は今「浄化」しているのだと思う。

 陰極まりて陽に転じる。

 倒れるほど傾いて、ようやく振り子が反対方向へ舵を取った。

 抜けたい、ではない。

 もうトンネルは抜けたのかも知れない。

 その道に気付いた人は、光の見える方向へ進み始めている。

 暗闇を歩き続けたい人たちのことを構う暇はなく、目の前に拓けた道をひたすら進まなければならない。どんなに先に光が見えていても、この道は決して楽ではないし、急で険しいイバラの道だ。だけど、野イバラは春になれば可憐な花を咲かせる。棘に傷つきながらも、進んでみせる。