リンゴの摘果終了 | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2020年6月6日

 

リンゴの摘果終了

End of thining out superfluous apple

 

 大きな農園さんでは、まだまだ続くと思われるけど、朱鷺(shuro)がお世話になっている農家さんの作業は今日(午前中)で終了。

 農作業する方は大抵そうなのだけど、時計代わりにラジオ放送を聴くことが多い。

 以前、小松菜収穫作業中にも聴いていたので、ほぼおなじみなのだが、その中に「テレフォン人生相談」というコーナーがある。パーソナリティの方とそれぞれ専門家の方々がいらして、そのときに受けた相談に答えるというものだ。

 朱鷺(shuro)が以前聴いていたときは、パーソナリティはお二人の方だった。加藤諦三さんと今井通子さん。しかし、今はこのパーソナリティの方も人数が増えているらしく、この一週間でいろいろな人の名前を聞いた。

 今回、最悪だったのが、パーソナリティに柴田理恵さんがいたこと。そして、その日、相談に答えたのが精神科医の高橋龍太郎先生だったという最悪コンビに当たったことだった。

 朱鷺(shuro)は、パーソナリティの方はそんなに気にしないと思っていたのだが、今回、いろいろな人がそれをやっているのを聞いて、相談に答える回答者のみならず、このパーソナリティの方もけっこう重要なんだと知った。

 そして、当時からずっと感じていた。精神科医の答えのしょーもなさ。精神医療のダメさ加減を知る前から、精神科医の答えってしょーもないんだなぁ、とものすごく実感していた。今回も改めてそれを痛感した。そして、柴田さんの最後に「頑張ってください」と終わった言葉に絶句。

 その相談者は、幼い頃に親から虐待を受け、自分が子育てをする過程でその虐待の連鎖に苦しみ、「死にたい」とおっしゃっていた方だった。精神科医のアドバイスのしょーもなさもさることながら、「死んじゃダメです」「頑張ってください」と閉めた柴田さんの「やってはいけなことリスト」トップに驚き、呆れた。

 生きているだけでしんどいのに、毎日生きているだけで必死なのに、更に「頑張って」と叱咤し、「死んじゃダメ」と否定する。それでも「ありがとうございます」と終わった相談者さんが気の毒だった。

 朱鷺(shuro)が個人的に好きなのは、パーソナリティはもちろん馴染みのお二人だが、大迫恵美子さん(弁護士)とか、大原敬子さん(幼児教育研究)なんかですかね。

 今回、田中ウルヴェ京(メンタルトレーナー)さんという方の回答を聞いて、「ほう」と思ったことがある。

 中学生の頃にイジメをしていたことへの後悔、昨年、子どもが生まれて「死ねなくなった」そのことに苦しんでいた方に「そもそもわたしは何故イジメをしたのか?」それを掘り下げて考えてみること、そして、「過去そんな、間違ったことをしてしまったときの私の思いはこれだってっていうのが分かると、今後子育てでとても重要なことが分かります」とおっしゃっていた。それは何か?

「お子さんがこれからいろんな行動をしますよね。もしかしたら人をいじめるかも知れないし、いじめられるかも知れない。その行動の裏にちゃんと注目できる母親になれる可能性があります」

 それからさすが加藤諦三さん、こんなことを最初におっしゃっていた。

「憎しみっていうのは、明るさで表現されるんです。実は明るさっていうのは、憎しみの間接的な表現であることが多いんです」

 ぎょっとした。そして、こう続ける。

「あなた本当は自分を責めてないんです。偽りの自責感なんです」「ほんとうの攻撃の目標は外にあるんです」

 厳密には「外」じゃないかも知れないと朱鷺(shuro)は思う。恐らく「それ」は親だから。そして、その「親」はインナーペアレント、つまり自分の中に在るものだから。

 

 It seems that it will continue for large farms, but the harvesting of the farmers I worked on ended today (in the morning).

 Most farmers do this, but they often listen to radio broadcasts instead of watches.

 There is a section called "Telephone Life Consultation". There is a personalities and each expert person, and they answer the consultation received at that time.

 There were two personalities when I was listening. Taizo Kato and Michiko Imai. However, now it seems that the number of people in this personality is also increasing, and I heard the names of various people in this week.

 This time, the worst thing was that Rie Shibata was in the personality. And on that day, it was a worst combination that the psychiatrist Ryutaro Takahashi answered the consultation.

 And I've been feeling it ever since. The psychiatrist's answer is really useless. Before I knew the horror of psychiatry, I realized that the psychiatrist's answer was really ineffective. I realized it again this time. And I lost the word when Rie Shibata said "Please do your best" at the end.

 Even though she was a bit alive just to live, she was desperate to live every day, and Shibata further scolded her, "Do your best." And she denied that she shouldn't die. Still, "thank you," said the client.