レポゼッション・メン | アリスの映画鑑賞日記

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見た映画を、毒舌を交えて紹介していく映画ブログ。ホラー映画過多気味ですが、気にしない気にしない。

レポゼッション・メン ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]/ジュード・ロウ,フォレスト・ウィテカー,リーヴ・シュレイバー
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 ありとあらゆる人工臓器が、高額で売買されている未来。

 どんな臓器も順番を待つことなく、移植することが出来るが、とてつもなく高額のローンを組まされる。

 もしも返済が滞った時には、レポマンと呼ばれる「回収屋」が臓器の取立てにやってくるのだ・・・。

 

 まず「臓器の回収屋」という発想がすごい。

 回収屋は問答無用で臓器を取っていくので、内臓系を移植した人には死が待っている。

 回収方法も、情け容赦なくお腹をざくざく切っていくので、スプラッター要素もたっぷり。それ系苦手な人は見られないかも・・・。

 そのうち凄腕回収屋のジュード・ロウも、臓器を移植しちゃって取立てにあうわけなのですが、愛する人を守るため、自由を勝ち取るため、臓器会社を相手に壮絶な闘いを挑むことになります。

 まあ、その行動は、崇高なレジスタンスというよりも、逆ギレして「踏み倒せ!!」的な行動に見えて仕方ないのですが・・・。

 とりあえず昔は即死していたところを、臓器を移植してもらって、取立てに合うまで生きながらえることが出来るのだから、その猶予をもっとポジティブに使えばいいのにとは思っちゃいますね。

 

とにかく設定が素晴らしくカッコいい!! 

ブラックユーモア+バッドエンディング、ホラー好き、SF好きには是非見ていただきたい秀作であります。

 まあ、いわゆるダウナー映画なんですがね・・・。後味結構悪いですよ。

《私の評価》


  ☆☆☆☆