2013年2月21日(木)
乳がん告知から一晩が明け、
約1年半過ごした東南アジア某国での最後の日。
あまりにも突然すぎて実感も何もない。。。
夫の話では、会社側も「帰任願」を受け入れてくれて
早ければ3月末で夫も本帰国できるとのこと。
そうすると、引っ越し作業は夫ひとりに任せることになってしまう。
さすがにそれは申し訳なさすぎるので、
夫が見てすぐ分かるように、日本へ送るもの・捨てるものなど
私の荷物を出来る限り整理していくことに。
駐在生活というのは数年間の仮住まいのため、
当初から物はあまり増やさないよう努力していたので、
朝から作業を始めて午後3時ごろには大体終了。
ちょうど作業が終わる頃、
前日にメールで本当のことを打ち明けていたお友達が
わざわざ家までお別れの挨拶に来てくれました。
本来なら私の方から伺うべきなのに。
彼女は駐在生活がもう5年になる大先輩。
「おそらく今年中に本帰国になると思うから、
そしたらまた日本で会おうね」と優しい言葉に、涙涙。。。
夕方、最後の晩餐ってことで、夫と街へ。
私と違って夫は東南アジア料理が大嫌いなのだけど、
最後は好きなお店にどこでも付き合うと言ってくれたので、
去年の私の誕生日に行ったお店でディナー。
00:30発のフライトに合わせて空港へ。
「飛行機の中では泣くな!」と夫。
この場所を去るのが名残惜しいという気持ちはなくて、
ただただ、早く日本に帰りたい。
日本の病院に行きたい。
・・・そんな気持ちでした。