新阿蘇の国のアリス | 続・阿蘇の国のアリス
「鼻で息ができない...
ねえ、白ネギ貼って。
酵素かけかあさんが
言ってたでしょう」


「...さすが、鼻が通った」


今日、パパとママは
芦北町で会議でした。

パパは四ツ目饅頭を
買う時も、会議の時も、
白ネギを貼ったままに
していました。


四ツ目饅頭四代目
幸代さん(美人)から
「そんなあなたが好き」
と言われたからです。

※手焼きのため、
1日200個限定です


「1個200円の饅頭を
25個も買っちゃって...チッ」


会議が終わって
「御立御公園」にいきました。


お梅も一緒です。










「アッちゃん桜が咲いたよ」




7年分の喪失感...


アリスとの
楽しい思い出や愛しい面影を、
思い出しては涙しています。

悲しんでいる間は、
彼女と一緒にいられます。


けれども、
ぼくが肩を落としていれば、
そばにやってきて
膝に手を乗せるようだった
あの彼女と、
そうやって一緒に
悲しんでいても
仕方がない...

いなくなったわけでも
ないのだし。


だから、
小樽のゴルちゃんが
決まらなかったら、
仔犬を飼うことにしました。


同じ種類の同じ色、
名前もアリスに襲名します。

アリスの魂が入るに
違いありません。

アリスを夢の国から連れ戻します。

「アリス、おいで、
また一緒に遊ぶぞ!」


3頭目は考えられないので、
最後の伴侶犬になるでしょう。

その時は、
仔犬選びに駆けつけます。


「ねえパパ、
いつかまた、出会えるかな?」

「出会えるさ...
こんなに愛し合ってるんだから」